見る・楽しむ
街並み

城下を歩く

「松本の町歩きは、幾重にも積み重なった時間を行き来するタイムトラベルに似ている」と言った方がいます。
素晴らしい表現だなと納得。古さと新しさが交じり合う町、どこか懐かしい町、それは老若男女が楽しめる町でもあります。町の良さを発見してください。

城下の時代の町人町は、親町3町枝町10町といわれ13町で構成されていました。その各町に付属する小路は、幕末には24小路といわれ、現在でも当時のままの路幅の小路がたくさん残されています。
【写真】同心小路 【写真】神明小路 【写真】生安寺小路

同心(どうしん)小路

本町から東に曲がると中町。西に曲がると同心小路。奥には、同心達が住んでいました。(写真:上左)

神明(しんめい)小路

中町から北に入る神明宮への小路。両側をなまこ壁の蔵に囲まれた当時の風情を感じる路。(写真:上中)

生安寺(しょうあんじ)小路

本町から東に入る小路。かつては生安寺への参道でした。節句の雛人形を売る店が多いので、高砂小路ともよばれていました。(写真:上右)
【写真】本立寺小路 【写真】美術稲荷

本立寺(ほんりゅうじ)小路

大橋通り北から東に曲がる本立寺に通じる小路。なまこ壁の蔵が続く路を通り、クランクを過ぎると正面に「伊織霊水(いおりれいすい)」がある。(写真:中左)

美術稲荷社(びじゅついなり)

北土井尻の小路にある稲荷。その昔、この界隈に白狐が出没。それが「美しく、術に長けた」狐だったそうな。縁起を担ぎ「美術稲荷」として祀ったとか。いつしか忘れられていましたが、明治21年の大火で町が焼失。不信心が祟ったと稲荷社を再興後は、町には安康が続いているとのことです。(写真:中右)