トコ トコ トザン(信州松本登山ガイド)

西穂高岳~奥穂高岳、岩稜縦走ルート踏破。

岳人なら、誰もが憧れる岩峰「ジャンダルム」は、奥穂高岳の稜線のさらに奥に、
圧倒的な迫力であり、登山者を威圧してくるようなその険しく厳しい姿は、見た人
の脳裏に焼きつくほどです。今回は、西穂山荘からスタートして、~西穂高岳を登り、
ジャンダルムに登頂して、~奥穂高岳へ抜ける、とても長くて厳しい岩峰の連続する
縦走ルートへと挑戦してみました。

082今回の「西穂高岳~奥穂高岳、岩稜縦走ルート」は、登山地図でも点線になっている
ヴァリエーションルートです。アルパインクライミング的なルートなので、岩場に
慣れていてクライミングギアが取り扱えるエキスパートの方のみが行くことが出来る
ルートです。ハーネスやカラビナとロープを使いこなすスキルが必要ですし、岩場での
行動も厳しいですし、岩の稜線登攀だけでもコースタイムが9時間以上と、非常に長く
たいへんです。もし、この「西穂高岳~奥穂高岳、岩稜縦走ルート」に行ってみたいと
思われる方は、必ず!岩場登山が出来る専門の山岳ガイドさんと一緒に行って下さい!
くれぐれも、よろしくお願いします。 
   
      

アクセス

1日目は、西穂山荘に1泊します。 西穂山荘へのアクセスは、「西穂高岳」の
記事を見て下さい。→「西穂山荘
そして2日目の朝4;00から、西穂山荘をスタートしました。 
    
     
     

西穂山荘~西穂高岳。(3時間)

0081日目に西穂山荘に1泊して、2日日目のまだ陽が上がらなく暗い朝早くの4:00・・・。
「西穂高岳~奥穂高岳、岩稜縦走ルート」への挑戦にスタートして行きました。
                
西穂山荘をスタートしてスグに、東の空がピンク色の朝焼けに染まっていきました。
西穂までの稜線からは、前穂高岳~明神岳の稜線があるので、残念ながら「ご来光」
は見ることは出来ませんでした。 それでも空一面がピンク色に染まる朝焼けは
とても美しかったです!
   
      
015スタートしてからは、一路西穂高岳まで、比較的広い稜線のザレた登山道を歩いて
行きます。バックには「乗鞍岳」が、優美な山容で雲海の上に浮かぶように美しく
聳えていたのでした。
   
     
016西穂山荘から~西穂高岳の稜線には、「丸山」、「独標」、「ピラミッドピーク」、
など、いくつもの峰があり、岩場でのかなりの登りと下りを強いられます。でも
ここで疲労を溜めてしまってはならないので、西穂高山頂までは比較的ゆっくりの
ペースで歩いていきました・・・。
    
    
021約2時間45分ぐらいで西穂高岳(2909m)の山頂に到着でした。 ここから先は
登山地図にも点線になっている、ヴァリエーションルートになります。なので、
西穂高岳山頂で、腰にハーネスにロープとカラビナ、ヘルメットを装着します。
そして、もう一度集中力を高めて、この先の岩峰のクライミングに挑戦です!
   
    
      

西穂高岳~天狗のコル。(3時間)

028西穂高岳山頂から奥穂高岳へと続いている稜線は、こんな感じの岩峰の稜線です。
切り立った岩峰だけしか見えず、どこか歩ける所があるのかどうか全く分からない
感じに見えます。そして、目指す奥穂高岳山頂は、稜線の一番上の遥か先です。
吊尾根を経て、右側は「前穂高岳」です。
   
    
030西穂高岳山頂からまず最初に目指すのは、赤茶けた岩がガレた峰の「間ノ岳」です。
間ノ岳の標高は(2907m)で西穂高岳山頂よりも低いのですが、そこに至るまでには、
4つもの岩峰を登ったり下ったりを繰り返さなければ行けないのです! この岩稜が
またナイフリッジだったり、岩にへばり付いて越えなければならなかったりという
危険な場所の連続で、とにかく気が抜けないのでした・・・。
        
    
037そして、2時間ほども掛けてやっと「間ノ岳」へと登る斜面に辿り着いて来ました。
ここも「逆層スラブ」という、一面が脆い岩場を登らなければならないセクション
なのです。 足元や手で掴む岩が崩れないように、細心の注意をして少しずつ進む
しかないのでした・・・。
   
     
041そして、やっと「間ノ岳(2907m)」に登頂できました! この「間ノ岳」の山頂は、
山頂もガレた岩だらけなのでした。
    
バックには、数時間前に居た「西穂高岳」の岩峰が見えていました。振り返って見ても、
岩、岩、岩、の連続です。 まさに、ここは岩の稜線なのでした。
   
     
044そして、「間ノ岳」から、バックに見える次の峰、「天狗の頭」へと進んでいきます。
このセクションも、両側がスッパリと切れ落ちているナイフリッジの岩峰群の連続で、
シビれる程に高度感満点な感じなのでした! 
   
   
048そして、悪名高い天狗の頭への登りの「逆層スラブ」への、鎖を使った登攀です!
ここは、鎖場の連続するセクションなので、普通の方はかなり怖いと思います。
ロープがあれば、ロープアップして安全を確保してから進みたいと思います。
    
     
051そして!「天狗の頭」の岩峰に登頂できました! 僕たちは西穂高岳をスタートして
約2時間30分ぐらいでの到着できました。これはかなり早いペースだと思います・・・。 

この辺りから遠くの雲海だった雲がモクモクと湧き上がってきて、この西穂~奥穂の
稜線にも、覆いかぶさってきたのでした・・・。 だんだんと稜線が雲に覆われていき
真っ白になっていくのでした・・・。
   
    
055そして、「天狗の頭」からクラムダウンして、やっと「天狗のコル」に到着しました。
ここでやっと少し広い場所になるので、ここで大休止を入れたのでした・・・。ここまで
一気にほとんどノンストップで、緊張しっぱなしの岩峰の登攀を続けてきたのでした。
   
   
   

天狗のコル。~奥穂高岳山頂(3時間)

061「天狗のコル」からは、「畳岩」と呼ばれる大きな一枚岩の急な岩峰を登って行きます。
僕たちのバックには、白い雲が迫ってきていたのでした。しかし、僕達にはどうする事も
出来ないのです。真っ白になってしまっても、この稜線縦走ルートは、ここから引き返す
ことは出来ないのです・・・。行くしかないのでした!
  
    
062この「畳岩」の岩斜面を登りきれば、ジャンダルムが目の前に見える「畳岩尾根の頭」
に辿り着くのです。 僕たちはこの時点で白い雲に覆われてきていたのですが、憧れの
ジャンダルムが見えることを祈りながら、この急な岩畳を一手ずつ一歩ずつ確実に登って
いったのでした・・・。
   
    
063「畳岩尾根の頭」は、登っている最中はこんな感じに見えます。どこを登って良い
のか分からないように見えますが、ペンキの白い○印を伝って右側から巻いて登っていく
のです・・・。ルートファインディングの能力も必要になってきます。
   
    
069そして、最後のガレ場を登り切って「畳岩尾根の頭」に辿り着くと、流れる真っ白い雲の
切れ間から、あの「ジャンダルム」が僕たちに姿を見せてくれたのでした!・・・。

奥穂高岳山頂の北側からみるのとは違い、南側から見た「ジャンダルム」は、山容が少し
違ってみえます。奥穂高岳山頂から見た「ジャンダルム」はとても急峻で圧倒的な印象
なのですが、南側から見ると何だか少し「太っちょ」な印象なのでした。「ジャンダルム」
へは、この裏側から比較的簡単に登れるのです。 
   
   
078「ジャンダルム」の裏側には、登頂出来るように「↑ジャン」の文字と鎖があります。
これを使って登っていけるようになっています。 この辺りでは、ルートの○印も
「ジャン」のペンキも消えかかっているのがありますので、注意が必要です。
   
    
075そして、ついに「ジャンダルム」(3163m)に登頂成功できました!憧れのジャンダルム
に登った時には、白い雲がもうかなり湧いてきていて周りが真っ白になってきてしまい、
景色が見えず、それが残念でした・・・。 

「ジャンダルム」の山頂には、「山の天使」がいます。 
この「山の天使」は、たぶん昔のモノから数年前にこの現在のモノに変わったのだと
思います・・・。 数年前は、サビサビになった「山の天使」だったのですが、今回は
比較的新しい「山の天使」になっていました。

そして、バックの右側に見えるのが「ロバの耳」、左奥側がゴールの「奥穂高岳山頂」
です! 今にも雲の中へと隠れてしまいそうになっていました・・・。
   
    
082「ジャンダルム」の山頂からは、登ってきたのと同じルートで下り、ジャンダルムの
右側の長野県側から回り込んで進んでいきます。回りこんでいくと、ジャンダルムの
山容は、奥穂高岳から見えるあの圧倒的な迫力で険しく聳える姿だったのでした!!
そしてこの至近距離で見ると、さらに大迫力なのでした。 
   
     
085「ジャンダルム」登頂しても、まだまだここでは喜んではいられないのです。この先の
ルートには、最後の最後で「ロバの耳」と、「馬の背」という最難関の岩場セクションが
まだ2つもあるのです・・・。この画像の目の前に聳える岩壁が「ロバの耳」です。普通の
登山者の方には信じられないかも知れませんが、登攀ルートはこの岩壁の真ん中を通って
登っていくのです!・・・。 この先はロープが必須になっていきます。
    
    
086「ロバの耳」での登り下りも、これまでの中でも一番急な岩壁なので、ロープを繋いで、
なるべく慎重に進んでいったのでした。 これまでのセクションも、ひとつ間違えれば
あの世行きだったのですが、この「ロバの耳」はこれまでを上回る、下りが最も難しい
セクションだったのでした!
   
    
087登山の約80%が下りでの事故というデータがあるらしいです。それだけ、岩場では
登りよりも下りの方が難しくて怖く感じるのです・・・。 「ロバの耳」の下りでは
安全第一でしっかりと一歩一歩下っていきました。
   
    
090そしていよいよ、ラストの難関「馬の背」に辿り着きました! ナイフリッジという
言葉がピッタリの、両側がスッパリと切れ落ちた約50mほどのセクションなのです。
なので、ここもシッカリとロープアップしてトップロープな感じで登って行きました。
  
    
092この「西穂~奥穂」間のルートの、ハイライトである「馬の背」を、僕たちは
最後の岩場なので、クライミングを楽しみながらシッカリと登っていきました。

ここを登り切れば、奥穂高山頂へゴールも同然なのです!
   
     
097そして、ついにこの「西穂高岳~ジャンダルム登頂~奥穂高岳」縦走ルートを踏破して、
奥穂高岳に登頂成功しました! 

朝4:00すぎに西穂山荘をスタートして、奥穂高岳に13:30頃に到着出来ました。
休憩も入れて、大体コースタイムぐらいの合計9時間半ほどで踏破できたのでした。
    
    
099奥穂高岳山頂では、流れる白い雲の中だったので、景色はあまり見れなかったのですが、
その中から「ジャンダルム」が一瞬、あの圧倒的で大迫力な姿を現してきたのでした!
奇跡のような一瞬だったのでした~。
  
   
   

奥穂高岳山頂。~穂高岳山荘(約50分)

101
最後は、奥穂高岳山頂から~穂高岳山荘までの登山道を、細心の注意をしながら下りて
いきました。 最後のハシゴ場は、これだけ岩場を登ってきても、やはり注意しながら
下りていきました。
    
    
103
2日目は「穂高岳山荘」に泊まりました。穂高岳山荘では、今回の厳しいルートを踏破
できた喜びと、山荘の居心地の良い空間と素晴らしいサービスに包まれて、とても良い
気持ちに包まれました。死と隣り合わせのように危険な稜線登山をクリアしてきた後の、
この幸せな寛ぎと和みの空間・・・、本当に最高でした。
   
    
     

穂高岳山荘。~涸沢経由~上高地(約8時間)

1273日目の朝・・・、前日は白い雲に覆われていて夕焼けは何も見えなかったので、ご来光も
あまり期待していなかったのでした・・・。しかし、朝4:00過ぎに起きてみると、東の空の
雲海のスジが真っ赤に染まってきていたのでした! そして一気に空全体が赤く色づいて
最高の「ご来光」を見ることができました。
   
    
151
そして3日目は上高地へ帰ります。穂高岳山荘から「ザイデングラード」を涸沢下りていき
涸沢~横尾~徳沢~明神~上高地と、通常の登山道をゆっくりと歩いて帰りました。
涸沢では、夏の高山植物の花が満開で、とても美しかったです!
   
   
   
より困難を求めようとする登山の在り方は、アルピニズムの本質。今回もそれを実感する
ことが出来る「挑戦」でした。 そして、そんな実感を共感できる、信頼できる仲間と、
美しき大自然に感謝です!!  そして、また次なる課題へと挑戦していくのでした。
             
   
   
    
     
【注意!】(一番最初にも書きましたが、)
今回の「西穂高岳~奥穂高岳、岩稜縦走ルート」は、登山地図でも点線になっている
ヴァリエーションルートです。アルパインクライミング的なルートなので、岩場に
慣れていてクライミングギアが取り扱えるエキスパートの方のみが行くことが出来る
ルートです。ハーネスやカラビナとロープを使いこなすスキルが必要ですし、岩場での
行動も厳しいですし、岩の稜線登攀だけでもコースタイムが9時間以上と、非常に長く
たいへんです。もし、この「西穂高岳~奥穂高岳、岩稜縦走ルート」に行ってみたいと
思われる方は、必ず!岩場登山が出来る専門の山岳ガイドさんと一緒に行って下さい!
くれぐれも、よろしくお願いします。 
   
   
    
【2016年7月20~22日 登山者・記事 ハタゴニアン】
  
    
     
     
      


西穂高岳~奥穂高岳、岩稜縦走ルート踏破。” への9件のコメント

  1.   kitadake kaikomaさんより

    スリル満点、迫力満点の大スペクタクルを有難うございます。実は私は2013年8月3日に、穂高岳山荘から奥穂を経て、憧れのジャンダルム登頂を果たしました。馬ノ背の下り、ジャンダルムからコブ尾根の頭への足場が心許ない垂直の鎖場、そして天狗ノコルから天狗沢~岳沢そして上高地へと下ったのですが、天狗沢最上部の雪渓で最高度の恐怖を味わいました。従って私はまだ、天狗ノコル~西穂高岳の険悪路を経験しておりません。でも必ず達成する夢とします。ところでハタゴニアン様は写真技術が相当高度な技術をお持ちかと存じます。特に最初の方の、ご同行の方が朝焼けにシルエットに映し出される写真は、何かのコンクールに出展されてはいかがでしょうか。素晴らしい写真です。それから、逆層スラブの鎖場を登る背景の恐ろしいまでの高度感もよく表現されていると思います。私は来年、大キレットにチャレンジしたいと考えております。穂高についての情報を今後も交換し合えれば幸いに存じます。改めて、大スペクタクルを有難うございました!!!!!

    •   kitadake kaikomaさんより

      返信を頂き有難うございます。大変遅くなり申し訳ございません。私は今年で3年間穂高から遠ざかってしまいましたが、来年こそ必ず行きます。これからも宜しくお願い致します。

  2.   ハタゴニアンさんより

    Kitadake Kaikoma さん、ありがとうございます。
    僕のカメラは一番小さくて安いコンデジです・・・。
    一眼レフではないし、写真の技術も何もありません・・・。
    でも気に入って頂けたなら、嬉しいと思います。
    また「新まつもと物語」を見て、山に登って、松本市に来て頂けると、
    もっと嬉しいです!!
    これからもよろしくお願いします。

  3.   thara3022さんより

    なつかしく記事を拝見いたしました。ジャンダルムへは2度行きました。1度目は20年ほど前の7月下旬。単独。初日は上高地~西穂山荘脇のテント場(ツエルト泊まり)。2日目はハタゴニアンさんと同様に、朝4時前に出発。空は最初は暗く、だんだんと紫色からオレンジ色と変わっていきました。雷鳥をよく見かけました。単独&若かった為、お昼前には穂高岳山荘に着きました。2度目はその数年後、社会人山岳会のメンバーと12月30日~1月3日にかけてジャンダルム飛騨尾根の末端からジャンに挑みました。稜線は悪天候で、1月1日の夜はジャンダルムの基部の急斜面の雪壁を削ってビバークしました。翌日も悪天候(ブリザード)の為ジャンのピークは踏めず撤退しました。いろいろ思い出させてくれて、ありがとうございました。

  4.   ハタゴニアンさんより

    thara3022さん、ありがとうございます。
    西穂高~ジャンダルム~奥穂高のコースは、
    岩稜歩きが好きな人にとっては素晴しい
    コースですよね。その分厳しくも危険な
    面もありますが、それが登山だと思います。
    またこれからも新まつもと物語では、
    いろんな登山をご紹介していければと思います。
    よろしくお願いします。

  5.   鏑山 能菩留さんより

    大変参考になりました。
    2020年の東京オリンピックの年に、西穂高岳~奥穂高岳を縦走しようと 只今、登山のリハビリ中です。40数年前に同ルートをチャレンジしようと思いましたが、諸々の事情で果たせませんでした。ブランクが長い上に還暦も大分過ぎこの3年が最後の勝負だと思っています。3年後に良いご報告が出来ればと思っています。(西穂高岳から奥穂高岳迄の画像とコース案内 沢山保存させて貰いました。折にふれて見させて貰いモチベーションを維持したいと思います。)

  6.   ハタ ゴニアンさんより

    鏑山 能菩留さん、ありがとうございます。
    参考になれば幸いです。このコースは出来ればガイド付きで行かれた方が良いかと思います。危険な箇所では確保してもらえると思います。気をつけて挑戦してみて下さい。僕もこれからもいろんな山に挑戦して、またこのブログにアップしていきたいと思います。これからも「新まつもと物語」をよろしくお願いします。

  7.   いつまでも寝太郎さんより

    2017年7月19日に奥穂から西穂へ縦走しました。テント泊でしたが、ザック重量は20kg以下だったと思います。今年は残雪が多く、穂高岳山荘の庭にも結構残っていました。ジャンからの岳沢側トラバースもルートは雪渓に覆われ、苦労しました。間ノ岳周辺も雪解け直後の感があり、浮石のオンパレードで相当神経を使いました。今回初めて縦走しましたが、技術と言うより体力ルートではないでしょうか。経験にもよりますが、ロープワークやクライミングギアのハンドリングが必須とは感じませんでした。
     留意すべきと感じた点は以下のとおりです。
    ①夏シーズンの初めはトレースが薄いので、ガスが濃い日は特にルートファンディングに注力する必要があります。
    ②各所の鎖はメンテされた形跡がなく、支点や鎖がいつ欠落しても不思議ではないので、鎖に依存することは危険と感じます。特に、天狗のコルからの登りでは確実にスタンスを確保すること、逆層スラブでは、鎖が切れることも想定のうえ、手足のフリクションを最大限効かすことが、滑落を防止するために重要と感じます。
     現時点では「少し難しい縦走路」水準ですが、おそらく今後10年くらいで、剣の北方尾根レベルになると予想しています。リポートは大変参考になり、ありがとうございました。
     

    •   ハタ ゴニアンさんより

      いつまでも寝太郎さん、ありがとうございます。参考になって幸いです。登山のグレードの感じ方は人それぞれです。このルートは長野県遭難対策協議会でも一応最難関に指定されています。ガイドの方も亡くなっていたり、難しいと感じる人も多いですので、僕もこのように書きました。 また松本市の山々へ遊びに来て下さい。よろしくお願いします。

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