トコ トコ トザン(信州松本登山ガイド)

常念岳2007年10月 追加2008年7月

朝ジョウネン
 〜信州の山案内〜
今回は、トコトコ北アルプス 
百名山「常念岳 ジョウネンダケ」を紹介します。標高2,857 m
松本市街地から見えるアルプスの中で、最も見つけやすい山で多くの人に愛されている山のひとつです。
←朝焼けの常念岳 
(撮影:一の沢駐車場より)

松本からのアクセス方法

今回は、安曇野市『一の沢』から登りました。
H18年7月末の集中豪雨のため土砂崩れで閉鎖されていた道も、
19年9月29日にようやく復旧作業が終了し、一般車も通行可能となりました。
<マイカーの場合> 
長野道豊科IC下車。そのまま直進して、穂高の山麓線まで約20分、左に常念岳一の沢登山道の看板を目安に左折。そこから山奥へ奥へと登山道の看板の案内に従って、進んで下さい。

<公共交通>
JR大糸線の豊科駅、または穂高駅で下車して、一の沢登山口まではタクシーで約40分くらいでしょうか。

★その他には「三股」から登るコースもありますが、中・上級者向けです。

登山ルート 一の沢林道駐車場〜一の沢林道終点 常念岳登山口 25分

止め崩れ
10月22日(月) お天気快晴
車の進入できるのはここまでで、左に無料駐車場があります。ここから約1.1キロ先に登山口があります。途中まだ崩壊したままの道が見られます。

大木トイレj

更に進むと、巨木が斜面から土と一緒に滑り落ちていて道路全面を塞いでいました。まさに、根性の木です。この木があるために、車両は一切進入出来なくなっています。
登山口に到着です。入山届けを提出して、トイレを借りて出発です!

登山ルート  常念岳登山口〜胸突き八丁 約3時間

橋道j落ち葉J
 最初は、なだらかな道が続きます。石につまづかないように注意しながら歩いて行きます。
 葉は、すでに落ちて足元には、落ち葉がたくさんありました。笠原 8時55分

展望常胸突き八丁
 彼方の里や山まで見下ろせる抜群な視界です。 胸突き八丁を9時46分通過

登山ルート 胸突き八丁〜常念小屋 約1時間20分

 雪小屋1j
小屋手前の道は、3日前に降った初雪が残っています。
ここまで登ると、対岸の槍ヶ岳や穂高連峰などが、ハッキリと見渡せます。

頂上J防災ヘリ
常念小屋から頂上に向かう道は、全面雪で覆われていました。アイゼンが必要になります。
頂上までは、基本コースタイム往復約2時間です。防災ヘリが、やってきました。

上の空枯れ草

ゆっくり、小屋前のとても眺めのいいベンチでお昼を取りながら、1時間程休憩しました。
帰りもゆっくりと滑らないように降りていきます。

登山ルート 常念小屋〜駐車場 約3時間20分

雪赤い猿の
 ところどころに雪が残り、草木や木の実と調和が綺麗でした。
 写真右は、猿のこしかけもどき?

登山者の感想

びすたれ初冠雪から3日後の北アルプス常念岳登山。その後の積雪はなく、約2000M以上のみの積雪だったようで、歩くことに支障はありませんでした。
ただ、小屋より少し手前からアイスバーンにもなっていましたので、場合によっては、アイゼン装着された方がいいかもしれません。
小屋より上は、アイゼン必要です。私達も用意はしていましたが、今回は初心者の方も同行しましたので、小屋までを堪能して下山しました。

いよいよ山も、冬に入りました。厳冬の世界がやってきます。
トレーニング、技術を積んで挑戦してみたいです。

     空の彼方

     山の向こうに日が落ちていく。
  今日1日を照らしてくれたお日様にありがとうを言いたい。

          【2007年10月22日 登山者・記事 ビスタレけいこ】

2008年7月12日の様子

ビスタレけいこさんと同じルートで常念岳に行きました。登山口6時30分出発、頂上には12時30分着、登山口に18時に戻りました。帰り道は道中の長さにくたくたになっていました。一ノ沢登山口(標高1323m)から頂上までは標高差1534m。

登山口までは道路も整備されて崩落箇所もなく行けました。道路に石が落ちているところがあったので、落石にはご注意ください。

水場の近くの雪渓「胸突き八丁」までの約10分間に2ヵ所の雪渓があります。歩く距離はどちらも短いです。
一つ目の雪渓は、雪が解けている穴のところから雪解けの水が川になって流れ落ちている様子が見られます。雪の下の状況がわからず、恐る恐る雪渓の上を登りました。この雪渓が一番怖く感じました。帰路では下り坂になる為、滑ったら川に落ちそうで必死になって下りました。今年は残雪が多く、雪渓での事故が多いようです。アイゼンなどの装備が必要かもしれません。
「胸突き八丁」から25分ほど登ったところにも雪渓があります。ここでは途中で登山者の足跡を見失ったと思ったら、登っていくのではなく向こう岸にわたるように横断するようになっていました。雪渓の上には、ロープが張られ目印が付いているので注意して見て下さい。(写真)

樹林帯では蚋(ブヨ)の集団が顔の周りを飛び交っていて、景色の写真を撮ると画面の中に映ってしまうほどいました。帰ってきてから気がついたのですが、何箇所も顔を刺されていました。蚋の集団は、稜線に出るまでついてきました。

常念小屋(標高2466m)のある稜線に着くと、強い風が吹き付けてきます。それまで熱かったのが、風で一気に寒くなり、風よけに合羽の上着を着ました。休憩後、合羽を着たまま頂上に向かいました。小屋から頂上までの標高差は約400m、足が思うように動いてくれません。途中から、一歩一歩が太ももの筋肉頼りでした。登りの標準タイムは、1時間のようですが私の場合は、90分もかかってしまいました。強風で遅くなったのかもしれませんが、風がなくても登りはきついと思います。
頂上からの眺め 槍ヶ岳頂上からの眺め 上高地頂上からの眺め 安曇・松本
頂上も強風でしたが、岩陰に隠れると風の影響を受ける事なく展望を楽しみながら長くいられるほどでした。霞んではいましたが松本・安曇平、雲の中に見え隠れする槍ヶ岳なども見ることが出来ました。頂上でも風の影響を受けなければ暖かく感じました。この日の松本の最高気温は32.9度でした。

恐怖のベンチ笠原の下にあるベンチ
「ゆっくりどうぞ」の赤い文字のペンキが垂れていて・・・不気味でした。労をねぎらってくれているのでしょうが、腰が引けるような文字でした。(笑)

ハクサンチドリ花2サンカヨウミヤマクロユリ

【2008年7月12日 登山者・記者 アルプスちえみ】


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