『岳』 第9巻第6歩 「雪のお宿」 雪洞に泊ってみました~!

2011年4月10日 投稿者: ハタゴニアン

マンガ「岳」では、主人公の三歩が冬山を登る時に、たびたび雪洞を掘ってその中で泊るシーンが出てきます・・・・。 いつも簡単そうに雪を掘って「雪のホテル」を造り、その中で登山者と一緒に夜を過ごすのですが・・・・。

はたして実際に、厳冬期の雪の中で寝泊まりするのはどんな感じなのか?!・・・。 三歩がやっていることは何でも挑戦してみたいと思っている僕は、少し暖かくなってきたこの3月後半に、雪山のエキスパートの友人に頼んで、雪洞一泊に挑戦してきました~!

晴れ渡った3月後半のある日、乗鞍高原から乗鞍岳へと歩いて登っていき、雪洞が掘れそうな標高2350mを越えた「位ヶ原」という雪原へ向かいました!

「雪洞」は、文字通り雪をスコップで掘っていき、泊れるぐらい大きな穴を作っていくのです・・・。

まずは、僕たちも適当な場所を決めて、スコップで穴を掘っていきました。マンガでは主人公「三歩」はいとも簡単に雪洞を作ってしまいますが、これは大変な作業で重労働です!! 今回の場所では、途中硬い氷の層があり、掘り進めるのがかなり難しくて苦労しました・・・。

それでも、なんとか形になってきました~。入口が出来てくると、その後は寝泊りできるぐらいに穴を横に掘り進めて行くのです! ここからは崩れないように慎重に掘り進めて行きます。

そして掘ること約2時間半!・・・、寝られるぐらいに雪洞が掘れたら、最後にツェルトという簡易テントのシートで入口を風が入らないように塞いで、こんな感じで完成です~!! やりました~!りっぱな雪洞が出来あがりました。カマクラの中で一晩を過ごすなんて大丈夫なんだろうか?、寒くて寝られないんだろうか?・・・。いろんな不安がありましたがツェルトを入口に垂らしてみると、ちゃんとしたお家になりました。

マンガ「岳」の中で主人公「三歩」は、コーヒーを淹れて飲んだり、夕食を作って食べたりと、実に快適そうに、そして楽しそうに雪洞の中で過ごして行きます。

僕たちも雪洞泊りを楽しみました。 lここからは一般のキャンプと同じ楽しみ方です。雪をバーナーで融かしてお湯を作ってこーひーを淹れたり、夕食にしたり!・・・。この日は何と!雑炊のメニューで、と~っても美味しかったです!

空気を入れたマットを敷くとお尻は暖かく、気温も最低で-3℃ 中でお湯を沸かしたりすると+3℃ 平均で大体0℃くらいです。 意外に暖かく、なんだかとっても快適です!。 夕食を食べてほっとしたところで、あったか~~いココアタイム♪。  そしてその後は、体が冷える前に寝る準備をします。 ダウンウェアを着こんで、足はダウンブーツ、首にはネックウォマー、頭にニット帽で、モコモコのシュラフにもぐり込んで完了。ダウンのシュラフの中はとても暖かくて、ぐっすりと良く眠ることができました~・・・本当に快適でした。

そして、山の上での宿泊の一番のお楽しみは、次の日の朝の「ご来光」です!! この日も素晴しい朝日がオレンジ色の光の中から上がって来て、とても感動的でした~!!

やってみる前は、雪の穴の中で寝泊まりするなんて、寒さで凍えて寝られないんじゃあないだろうか!?とか思っていましたが、雪洞の中での宿泊はマットやシュラフなどのちゃんとした冬用の道具があれば、全く寒くなくて、意外なほどスゴ~く快適でした。 こんなに快適で楽しいなら、またやってみたいと思いました。 (しかしフィールドは厳しい冬山なので、やったことがない方は、ガイドの人と一緒に行くようにお願いします。)

【 市民記者 ハタゴニアン 】

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