『岳』 上高地 バスターミナルから大正池 <序幕>

2010年11月26日 投稿者: 波多腰八栄子

<序幕>  ~Umi 『岳』と出会う~ 

 あれは残暑が厳しい9月だったと思います。家にエアコンがない私は毎週のようにデパートで涼んでました。いつもように、あるデパートの本屋さんに向かうと、『岳』のコーナーがありました。机の上に『岳』が平積されていて、POPで、2011年映画化決定 主演 小栗 旬の文字が目に飛び込飛び込んできました。 映画化されるってことは人気のあるマンガなのかな?主演が小栗 旬って豪華だなぁと思い『岳』のコーナーに近づいて行きました。タイトルをみると山のストーリーのようだけど山はあんまり興味がないんだな。よく見るとコーナーの平積になった本の中に一巻が1冊だけビニールの包装がとってあって立ち読みできるようになっていました。主演を小栗 旬が務めるぐらいだから、人気があるマンガみたいだし。そして一巻を手に取ったのが、すべての始まりでした。

運命の出会い

 ページをめくるとどうやら山岳救助のストーリーみたい。そして主人公の衝撃的な初登場(うそでしょ!!なんて斬新な演出なの。これはいったいどうゆうストーリーなの?主人公はどんなキャラクターで、どんな活躍をするの?)好奇心に一気に火がついて覆いかぶさるように読みはじめました。山にやってくる人達の人生模様、そして主人公が要救にかける一つの言葉に目に涙が浮かびます。

 そして 「一巻 第三歩 写真 」で、がまんができなくなってぽろぽろと床に落ちる涙(※注 立ち読み中です)(う~ん どうしよう)とりあえず本を汚さないように顔からはなしてTシャツの肩で涙を拭きました。

 世の中には、無くなってしまったら人は生きては行けないなと思う言葉が幾つかありますが、たとえば「ありがとう」はその代表だと思っています。主人公が要救に掛ける一つの言葉。これからも頑張っていく人には「あしたもがんばろう!!」とパワーを与え。頑張って頑張りぬいてボロボロになってしまった人の心を癒し。頑張っても報われなかったり、それが当たり前に思われてしまう事の多い、この世の中では、その言葉は宝物のように大切で尊い言葉。 一巻を読み終えると(これはおもしろい!!ぜったいほしい。)その日の内に全巻大人買いして休日は『岳』を読みふけっておりました。泣いて笑って、時には考えさせられたり、気付きがあったり、とても充実した時間を過ごすことができました。

 もし人を信じることができなくなってしまった人は、もう一度人を信じてみようと思うことができるかも。自分に行き詰った人がいたならば、自分の中の底力に気付くかも。最近ピリピリしているなと自覚している人は、自分の中に眠っているやさしさにきづくかも。もし、全巻(只今12巻まで発売中)読んだならば、自分の中で何かがかわるかも。

 (山見たいな・・・・)時々、一人でふらりと旅に出てしまう私。放浪の虫がそわそわ。ところが登山の経験は小学校の学校行事の美ケ原と中学校の燕登山。その時の記憶は、ほぼ皆無。ましてや今回は一人。そんな状態で登山をしたら当然危険。(だから上高地に行こう!)上高地は作品の中にいっぱい出てくるし観光地だし。近くから山をみてみたい!

 松本生まれの松本育ちのなのに上高地に行ったことのない私。旅行はもっぱら街で、観光地といえ上高地のようなお山は初めて。ここから初上高地一人旅(といっても日帰り)に向けてのドタバタ劇がはじまったのでした。

~ 上高地 バスターターミナルから大正池 <準備編>へとつづく~

【 市民記者 Umi 】
 

『岳』 上高地 バスターミナルから大正池 <序幕>” への2件のコメント

  1.   しろうまさんより

    Umiさん

    この投稿を読んでまさに自分のことを書いているようで思わずコメントさせていただきました。立ち読み中に泣くという暴挙(笑)は自分だけかと思っていましたがここにいましたね。

    どんな状況でも人を責めない三歩の姿に心打たれます。

    映画の公開が今から楽しみです。

    •   Umiさんより

       きゃ~!!コメントありがとうございます。とっても、うれしです。
      実は、この記事は私が「新まつ」の市民記者になって、初めて書いたものです。記念の作品にコメント頂きましたこと、感謝、感謝です。
       今後ともよろしくお願いいたします。

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