トコ トコ トザン(信州松本登山ガイド)

美ヶ原高原 自然保護センター〜焼山滝 往復コース

山頂に霧がかかっているときにはこんなコースはいかがでしょうか?
山頂から下った所に、趣の異なる二つの滝が同時に楽しめるとっておきの場所がありました。
焼山滝がある場所は上田市(旧武石村)です。
焼山滝コース地図見本焼山滝コース地図
出発地点 美ヶ原自然保護センター(標高:約1920m)
最高地点 王ヶ頭付近(標高:約2030m)
最低地点 焼山滝(標高:約1520m)

標準タイム

【自然保護センター】→30分→【王ガ頭ホテル】→30分→【塩クレ場】→20分→【牧柵】→10分→【水石】→30分→【小滝】→20分→【焼山滝】→30分→【小滝】→40分→【水石】→15分→【牧柵】→25分→【塩クレ場】→30分→【王ガ頭ホテル】→20分→【自然保護センター】

マイカー

松本駅から(浅間温泉・美鈴湖経由)自然保護センター(美ヶ原駐車場 駐車料金無料)まで 約50分

公共交通機関

バス 松本バスターミナルから美ヶ原高原まで 約1時間40分
 松本バスターミナル(松本電気鉄道) TEL 0263−32−0910 

2007年7月1日
7時ごろ自然保護センターを出発。雨が降っているわけではなく木々に付いた霧が水滴になって雨粒のように落ちてきていました。霧に煙るレンゲツツジが色を抑えている様もなかなかのもの。
レンゲツツジ
王ヶ頭ホテルではトイレを使わせてもらえます。有料100円。
塩クレ場からはひたすら下り坂です。牧柵までは牧場の中を歩きます。この日は柵の向こうの隣の牧草地に牛がいたため安全に通行することができました。牛がこのゾーンに放牧されているときには、牛達の機嫌を損なわないよう注意しましょう。

下るにつれて霧は徐々になくなりました。しかし、牧柵から先は足元に石が多くあり、濡れているため滑りやすく注意しながら歩きました。途中には小さな川なのか、道なのか良くわからないような所もありました。川を渡る箇所もあるので、雨の日にはこのコースはお薦めできません。

小滝には案内板もなくどちらが小滝なのかわかりませんでした。一つは道の下に、もう一つは道の上にありました。この付近は道を分断するように岩があり、その岩を乗り越えるのが怖かったです。倒木によって道が分断されてもいました。十分注意してください。
道上の小滝道の下の小滝

標準タイムでは小滝から焼山滝までは20分なのに、休憩したり写真を撮っていたため45分もかかりました。なかなか着かないので不安になりましたが、滝を見た瞬間に不安は消え去り美しさに歓声をあげました。ここまで来た甲斐がありました!左手には勢いのよい滝(雄滝)が、右手には優しげな滝(雌滝)が。2種類の滝が楽しめるなんて、なんて贅沢なことでしょう。雄滝からは水しぶきも飛んできます。
焼山滝の雄滝焼山滝の雌滝

さて、帰り道は当然登りになります。帰り道が上り坂なんて初めてです。えっちらおっちら焼山滝の感動と共にひたすら登ります。頂上に近付くと再び霧が出始め濃くなってきました。

塩クレ場に着くとカラフルな人たちが行き交っています。焼山滝の登山道は3人見ただけだったので、大勢の人が頂上にいるのを見て何か違和感を感じてしまいました。
美の塔と観光客の波

王ヶ頭ホテルで一息ついて自然保護センターに戻ると午後4時でした。標準タイムよりもかなりのんびりと歩いた上に、休憩も長くとっていたのでこんな時間になってしまいましたが、少し早い時間に焼山滝を眺めながら昼食を食べたり、王ヶ頭ホテルでおいしいコーヒーを飲んだりして、充実した登山になりました。
このコースはあまり行く人がいないので道中寂しく感じるかもしれませんが、静かに自然を感じることができるのでお薦めです。焼山滝は本当に素敵です。小滝もいいですよ。頂上を目指すだけが登山ではないのだと実感しました。

お薦めのサイト

長野県山岳ガイド

お薦めの本

 ヤマケイ「アルペンガイド17乗鞍・御嶽・霧ガ峰」

【2007年7月1日 登山者・記者 アルプスちえみ】
 


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