『岳』 上高地ガイド 大正池から小梨平まで

2010年9月29日 投稿者: アルプスちえみ

『岳 -みんなの山-』に度々登場する上高地

標高約1500mだというのに梓川沿いは、なだらかな傾斜が続いています。大正池(標高約1480m)~上高地バスターミナル(標高約1500m)~明神(標高約1520m)~徳沢(標高約1560m)~横尾(標高約1620m)、各地点の所要時間は徒歩で1時間くらいなので大正池から横尾まで歩くと休憩無しで4時間くらいかかります。
山登りには自信がない人でも上高地なら苦労しないで山岳地帯の豪華な景色を眺めることができます。美しい川と3000m峰の山並が迫力満点です。
アルピニストの憧れの山の槍ヶ岳や穂高連峰への入口でもあるので登山姿の人も多く見かけます。
夏にはリゾート気分で短パン・サンダル履きの人もいれば、大きな荷物を背負いヘルメットまでつけている重装備の人も入り混じり不思議な光景が見られます。お気楽さと命がけが共存しています。
春の新緑から秋の紅葉までがベストシーズンです。

今回は大正池から小梨平までご紹介します。

大正池~河童橋

大正池から河童橋の間を片道だけ歩くなら大正池でシャトルバス(バス停「大正池」で下車)またはタクシーを降りるといいでしょう。大正池から沢渡方面に向かう帰りのバスやタクシーに乗るのは困難なことが多いからです。河童橋からバスターミナルまでは5分程度です。
大正池
大正池からの眺めは最高です。この写真を見てください。行きたくなりませんか?2009年9月17日の早朝の様子です。大正池に写る穂高連峰。カメラマンの人気スポットです。ここの写真を撮るために上高地に宿泊する方もいるそうです。写ってはいませんが、写真の左側には焼岳も見られます。
  
大正池から自然研究路に入り森の中を歩きます。やがて川原に出ると焼岳がドーンとあります。思わず記念撮影したくなる場所です。川岸には鴨が寝ていたりします。起こさないようにそっとしておいてあげましょう。
焼岳で天気が占えますよ! 焼岳に雲がかかっていなければ晴れの可能性「大」です。雲がかかり始めたら天候が下り坂になるかも。ご参考までに。


再び森の中に入り、足を進めると田代湿原に出ます。右手に行くと田代池があります。田代池も朝もやの幻想的な写真をよく見かけます。上高地は早朝が似合うのでしょうか?

田代池から田代湿原に戻り北に向かうと「林間コースと」「梓川コース」に分かれます。ちょっと先を急ぐようでしたら「林間コース」がいいでしょう。田代橋・穂高橋を渡って梓川の西側に出ます。上高地温泉ホテルと上高地清水屋ホテルの前では霞沢岳(かすみざわだけ)や六百山(ろっぴゃくさん)が見られます。案内板もあるので確認できます。

そこから間もなく日本の近代登山の父といわれているウェストンのレリーフがあります。窪んだ所にレリーフがあるため、人が集まっていなければうっかり見過ごすところでした。上高地の常連さんと思しき男性に「久しぶり、ウェストン!」と声を掛けられていました。


ここから先の道がまた良い!木に覆われた程よく細い道。

河童橋の上では多くの方が梓川と穂高連峰の雄大さに感動して写真撮影などをしています。河童橋を渡らずに少し北に足を運ぶと視界が開け、落ち着いて眺めを楽しめる場所があります。ここからの眺めも河童橋の上と変わらぬ美しさです。
「レストラン小梨」のコロッケがおいしい!1個300円で食べ応え十分です。ホテル白樺荘の前で販売しています。熱々を屋外で食べるのが一番おいしいでしょう。

小梨平

河童橋の東側に渡り少し北に向かうと小梨平があります。キャンプ場にもなっていて、テントを張る場合は日本アルプス観光に申込みが必要です。お弁当を食べるならここがお薦めです。お弁当を食べる程度なら申込みは不要。静かで眺めがいいです。しばらくいれば雲がなくなって穂高連峰が顔を出すこともあります。ゆったりと過ごすといいですよ。
小梨平ゆったり過ごそう   

島崎三歩が住んでいる三ノ沢はどこですか?

ファンの方が殺到してコーヒーが足りなくなってしまいそうなので秘密にしておきます。

  【市民記者:アルプスちえみ 写真協力:八田さん、松本市役所】

コメントをどうぞ

必須

必須※松本を盛り上げていくために、愛情をもって投稿してください。
※投稿いただいたコメントは、事務局でチェック後、掲載させていただきます。掲載までに少しお時間をいただくこともありますのでご了承ください。