トコ トコ トザン(信州松本登山ガイド)

サービス満点「ヒュッテ大槍」

ヒュッテ大槍ヒュッテ大槍は標高約2870m、槍ヶ岳から東に約1㎞の場所にある山小屋です。槍ヶ岳の迫力を感じながら沈む夕日を眺めるのにちょうどいい場所にあります。景色も良く、ゆったりと過ごせるため槍ヶ岳リピーターやカメラマンなどの常連のお客様が多いようです。支配人の森さんが「小屋周辺で見る日の出10分前と日の入りがとてもいいです。」と言ってました。

ちょうどいい眺め夕暮れの槍ヶ岳

あと10分の看板元気になれる看板
AMラジオの受信に雷のような雑音があり、少し落雷の恐れがあったために、ほとんど休むことなく東鎌尾根のハシゴの連続と緩やかなのですが登り坂のためにクタクタになり、最後は疲れのあまりに時々立ち止まってしまうような状態でした。雷が来てもこれ以上早く歩けない~と思ったところに、「ヒュッテ大槍 あと10分」と可愛く書かれた看板が出てきました。うれしくてうれしくて、この看板にお酒をお供えしたいくらいの気持ちになり、看板を褒めたたえてしまいました。おかげで少し元気になり、無事にヒュッテ大槍に着くことが出来ました。

バータイム心地よい音楽
小屋に着いた途端に椅子にのびてしまいました。その時音楽が流れていました。宮崎駿さんの映画作品の音楽がやさしいオルゴールで奏でられていました。疲れた体にゆっくりしみこんで疲れを溶かしてくれているようでした。
ヒュッテ大槍は、場面によって流す音楽を変えていました。到着した14時頃はオルゴール曲、夕食の時はオールディーズ、夜8時からはジャズ、朝食はバロック、朝食後はエンヤ。さりげなく心地よい空間を演出しているところがすごいです。
写真はバータイムでジャズが流れていました。とてもいい雰囲気でしょ?訪れた日は、下界の松本市では最高気温35.2℃、最低気温21.0℃でしたがヒュッテ大槍では屋内でもストーブをつけるほどの寒さでした。


評判高い食事
食堂に呼ばれる前からとてもおいしそうな香りが漂っていました。あ~、早く食べたい。  呼ばれてから食堂に行くと山小屋だとは思えないおしゃれな感じの食事が並んでいました。にんにくを効かせたトマトソースが添えられたチキンをパクッと口に入れると・・・「幸せ~」と言いたくなるほどのおいしさ。汁ものもスープです。ヒュッテ大槍の食事は手作りの洋食系です。サービスでワインまで出ます。常連のお客様が多いのもうなづけます。
おいしい洋食系夕食ワインをサービス

サブザック
宿泊の方にはワインのほかにもう一つのサービスがあります。サブザックを無料で貸してくれます。東鎌尾根で体力を消耗するので、ヒュッテ大槍で一息ついてから必要なものだけをサブザックに入れて槍ヶ岳を目指すといいですね。東鎌尾根を乗り越えられれば、ヒュッテ大槍から槍ヶ岳は問題なく行けるそうです。

美しいお花畑
ヒュッテ大槍の下にはお花畑が広がっています。通過した日は雨が降っていたせいもあるのでしょうが、雪渓もあるので花が生き生きとしていました。クロユリ、クルマユリ、チングルマ、ハクサンイチゲ、シナノキンバイなど様々な花が咲きます。
煙るお花畑チングルマ

看板クマさん
スタッフの皆さんの集合写真を撮らせていただくために集まっていただくと・・・手にクマが。それもいくつも。各国からクマが集まって来るらしいです。食堂にはお客様を見守るかのようにクマさんがいます。
ヒュッテ大槍の下には、槍ヶ岳を開山した播隆上人(バンリュウショウニン)がこもって修行をした岩小屋があります。クマが播隆上人のためにその岩小屋を譲ったという話があります。そんな縁もあるのでしょうか。
スタッフのみなさん見守るクマさん

ヒュッテ大槍では様々なイベントがあります。イベントに合わせて訪れるのもいいですね。

詳しくは、こちらのヒュッテ大槍のホームページをご覧ください。

登山ルートについては、
当サイト内記事 表銀座~東鎌尾根~槍ヶ岳~西鎌尾根 縦走 をご覧下さい。

【2008年8月3日取材 取材・登山者:アルプスちえみ】


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