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ひょうたん池

2010年9月8日 投稿者: アルプスちえみ [ コメントはこちらから: »

ひょうたん池は上高地の明神岳の近くにあるひょうたん型の小さな池です。標高約2280m。
ひょうたん池を目的地とする人は少なく、そこをベースに岩登りをする人が主流のようです。道も登山道とは言えません。クライマーが通り過ぎただけといった感じの直登と藪漕ぎの大変歩きにくい道です。

いつもは登山ルートを載せるのですが、正確な登山ルートを描くことが出来ず、かえって誤解を招きかねないので今回は載せません。道迷いしやすく落石の危険もあるので登山としてはお薦めできません。ルートを良く知っている方と行くようにしてください。
今回はやまたみ登山学校のOB会やまたみ倶楽部の山行で行ったのですが、事前にインターネットで調べてみてもなかなか参考になるようなものが見つかりませんでした。事前に下見に行った仲間からの説明を聞いてもイメージがしにくく失敗したと思ったこともあったので、ひょうたん池へのルートの状況を報告します。山行として薦めているわけではありません。行くか行かないかの判断材料にしていただければ幸いです。

やまたみ倶楽部の山行で、会員15人プラス講師5人の総勢20人。
事前の例会で下見をした方から様子を聞いたのですが、奥又白池のように藪漕ぎが多く、ストックは使えないものだと思い込みストックを持たずに行ってしまいました。これが失敗のその1です。
出だしは登山道のようでしたが、徐々に細い道になります。 明神岳五峰がバンッと見えまぶしく感じるほどでした。 水の涸れた沢に出ます。この沢の辺りが一番迷いやすい場所のようです。


沢を渡ってから藪漕ぎ。女性だと時々顔に笹が当たるほどの高さです。

笹薮を過ぎるとガレ場歩き。直登の急斜面のため石が転がりやすく時々「ラク~(落石)」と叫ぶこともありました。登りは前から転がってくるのが見えるのでまだマシです。大きな石もズルッと滑ることが多く、安定している石を見分けるのに疲れます。小さな石が多いところでは、一歩前に踏み出したつもりが、ズルッと滑って後ずさりしてしまうことも。こんな時はストックがあると便利ですね。

遭難者レリーフの手前にはダケカンバの林とお花畑がありオアシスのようでした。


オアシスとお花畑を通り過ぎると不安定な岩がゴロゴロしている場所。ここも道がどこなのか見失いやすい場所です。


ひょうたん池への目印は2本のダケカンバ「宝の木」。


ひょうたん池のちょっと上で昼食。前穂高岳の3本槍が見えます。この角度で見られる場所はなかなかないらしいです。 ダケカンバの木の枝の向こうには常念岳と蝶ヶ岳も見えました。 眼下には南と北東に梓川が見え、意外に曲がっている流れを確認できました。
登りはまだよかったのですが、帰りは苦手な下り。特にガレ場の下りは苦手で・・・。仲間からストックを1本借りました。この1本が大変役に立ちました。
下りはとても気を遣いました。不安定な石に乗ってしまいあわやという時もありましたが、何とかストックで支えて事なきを得ました。時には草の茎を握りしゃがみながら滑るように小石の上を下ることも。暑さのせいか、緊張のせいか下りでも汗がたくさん出ました。この日の松本市内の最高気温は33.5度でした。9月だというのに信じられない暑さです。風は気持ちよく緊張を和らげてくれました。
笹薮の中は風が通りません。暑かったです。登山口に戻るまでは少しでも水を残して置くように意識していたのでチビチビと水を飲んでいたのですが、途中で水が尽きてしまいました。1.2リットルを飲み干してしまったのです。これが失敗その2です。こうなると精神的に飢えてきます。登山口の川の水が飲みたくてそれを励みに歩くような状態でした。下山してからは約1リットルを一気に飲みました。飢え過ぎです。(笑)今までの人生の中で一番おいしい水でした。
登山口からひょうたん池までは、休憩も含めて登りは約4時間、下り約3時間かかりました。大勢で行ったので時間がかかったと思います。早い人だと登り2時間くらいで行けるそうです。相当早い人だと思いますが。

ひょうたん池山行の注意点などまとめると・・・
・ルートを知っている人と行くこと
・登山初心者は避けたほうが無難
・ストックはあったほうが便利
・水は余裕を持って多めに(水場は登山口だけ。ひょうたん池の水は、飲めそうにありませんでした。体質にもよりますが、2リットルを飲み干した人もいます。自分の体質を知っておくといいですね。)
・登山口にトイレはない(明神館の近くのトイレをお使い下さい)
・笹薮があるので長袖が良い(アザミの仲間のオヤマボクチは長袖と手袋でもチクッとしました。)

ひょうたん池という名前からすると、どことなくコミカルで気楽なイメージを持ってしまうかもしれませんが、道中は厳しいものでした。昭文社の「2008年版 山と高原地図37 槍ヶ岳・穂高岳」には“熟達者向”と書かれています。やまたみ倶楽部で今年の7月に有明山に登りこの山も厳しい山でしたが、仲間からはひょうたん池山行のほうが大変との声もありました。(私は有明山のほうが辛かったです。筋肉痛も尋常ではありませんでした。)

  【2010年9月4日 登山者・記者:アルプスちえみ】

白馬岳~杓子岳~鑓ヶ岳~白馬鑓温泉小屋

2010年8月11日 投稿者: ビスタレけいこ [ コメントはこちらから: »

白馬岳

 〜信州の山案内〜
今回は、トコトコ北アルプス 
百名山「白馬岳 シロウマダケ」~「杓子岳 シャクシダケ」~「鑓ヶ岳 ヤリガダケ」白馬三山縦走ルートを紹介します。

山が好きな人ならば、いつかは登りたい「大雪渓」です。日本三大雪渓のひとつで、最も人気の山が「白馬岳」です。
また高山植物の種類やお花畑が多いのも、人気のひとつです。

松本からのアクセス方法

<マイカーの場合> 
松本市街地から(長野道豊科IC下車)国道148号線・オリンピック道路を大町~白馬方面に進む。
白馬駅手前から、白馬岳表示が出たら左折 猿倉を目指して狭い山道を登る
村営無料駐車場があります。(登山口まで徒歩3分程)

<公共交通>
JR東日本大糸線の白馬駅から松本電鉄の路線バスで猿倉へ
白馬駅~猿倉間 アルピコ路線バスの詳しい内容は、こちらをご覧ください。

登山ルート 1日目 猿倉~白馬尻 60分

猿倉~白馬尻間からの眺め

登山日 2010年7月17日~19日 快晴
この日も梅雨明けしたばかりで、朝から薄っすらお山に雲がかかり、快晴の兆しを感じながらのスタートでした。
猿倉(標高1250m)から白馬尻までは約3kmの道のりでゆっくり歩いても1時間20分程で着きます。


 村営猿倉荘
白馬岳などに登山する人の出発地点になります、売店、トイレ、軽アイゼン、登山者ガードの記入をします。軽アイゼンは、1000円で購入出来ます、時期によりますが、アイゼンは必要です。

200名収容、5月下旬〜10月下旬営業、現地TEL0261-72-4709


前方に白馬尻小屋


大雪渓の入口です。白馬尻小屋があります。宿泊・トイレや売店・食事も出来ます。
白馬尻(標高1550m)

登山ルート  白馬尻・大雪渓終点 約2時間

大雪渓

大雪渓に入る前に軽アイゼンを装着します。
巨大な雪渓を前にすると、冷ややかな風がとても涼しく快適です。
夏の白馬大雪渓名物は、蟻の行列だそうです。
大勢の人が、登山に訪れるために、大雪渓を登るのに、大渋滞です。
油断すると、滑るし、落石や雪崩の危険もあるので、なるべくすばやく通り過ぎたい場所ですが、シーズンは、ゆっくり歩くしかありません。

登山ルート 大雪渓終点~白馬山荘 約3時間


2時間の大雪渓を越えたら、あとは石がゴロゴロしている足場の悪い道を登ります。


白馬山荘


以前登った時は、少し下にある「村営白馬岳頂上宿舎」に泊まりましたので、今夜の宿は、
頂上近くにある「白馬山荘」に宿泊しました。
2000人収容可能な大きな山荘です。売店・レストラン「スカイプラザ白馬」で生ビール(1000円)をたくさん頂きました。

キヌガサウ

ウルップソウ

チングルマ




白馬山荘から夕日を臨む

 当日は、3連休の初日で大勢の人が宿泊していました。布団は、一人1枚というわけにはいきませんでしたが、敷き布団は2人で1枚、かけ布団は一人1枚ずつ確保できました。


白馬山荘裏から臨む朝日

快晴の中雲海の上をご来光を拝めることが出来ました。

 登山ルート 2日目 白馬岳~杓子岳 約1時間30分

杓子岳・鑓ヶ岳を白馬山荘からのぞむ


朝6時20分出発

石が多い道で、滑らないように慎重にゆっくり下りながら、稜線に入ります。
軽いアップダウンを繰り返しながら、杓子岳に着きました。
巻き道と頂上へ直登する道二手に分かれます。

登山ルート 杓子岳~白馬鑓ヶ岳 約1時間

鑓ヶ岳頂上より

 360度の大パノラマが壮大です。富士山から槍ヶ岳・穂高連峰・剣岳など全部見えます。

登山ルート 白馬鑓ヶ岳~鑓温泉 約2時間

鑓ヶ岳下る

細かく石で出来た斜面を滑らないように気をつけて下ります。
降りていくと、鑓温泉へ行く道と天狗山荘・唐松岳に行く分岐点になります。

分岐点

こまくさ

斜面にこまくさ発見!!
いつも何度みても、可憐です。


鑓ヶ岳 雪渓


ここからは、何度か雪渓が登場します。下りは、疲れます。



鎖場


雪渓~鎖場 足場の悪い道を下りながら、ようやく鑓温泉小屋に到着です。


鑓温泉小屋露天風呂

温泉は、混浴の露天風呂と女性専用風呂の2つあります。
夜8時~9時に限り、露天風呂が女性専用になります。
  白馬鑓温泉小屋の詳しい情報は、こちらをご覧ください。

登山ルート3日目  白馬鑓温泉小屋~猿倉 約4時間

白馬を眺める

来た道のりを眺めながら、下ります。
雪渓が解け始めて、大地はまさに春でした。植物が活き活きと目覚め始めエネルギーを存分に浴びられました。





モリアオガエルの卵




猿倉駐車場


快晴に恵まれて、無事3日間の縦走を終えました。

登山者の感想

びすたれ
 7年前にも白馬岳に登りました。その時は、白馬岳~白馬大池~栂池を縦走しましたが、あいにくの雨・風・霧で、大雪渓はまさに吹雪の中の行進のようでとても辛かったです。今回は、念願の山の上から日本海を望めたのがとても嬉しかったです。
また、鑓温泉のお湯質も素晴らしく、登山と温泉は、極楽コースかと思いました。

    

      

  
     山に登るといつも思うのは、人生と同じだなぁと。
     今きつくても、このきつさがあるから、後が楽に感じる、
     苦労した分、登り終えた時に感動が大きい。
     山には、谷あり・鎖場あり・渋滞ありで、孤独もあり
     こまくさのような花や鳥や絶景に出会うと、
     心和み、生きる喜びを味わい
         雨に打たれ、雪を踏みしめ
     そして必ず、登ったら降りてこなければいけない。

        短い人生を体験しているようだといつも感じます。

        大切なのは、頂上に着いたことではなく
     どう、そこまで歩んだか
     そのプロセスこそが、自身を育み
     豊かに生きることに繋がるんだと思います。

          【2010年7月17~19日 登山者・記事 ビスタレけいこ】

北穂高岳、残雪期登山

2010年7月4日 投稿者: ハタゴニアン [ コメントはこちらから: »

今回は、まだ残雪期の6月初旬に涸沢にてテントで泊り、まだ雪がいっぱいの「北穂高岳」に登って来ましたので、その様子をご紹介致します。

「北穂高岳」は、穂高連峰の北端にあり、標高3106mの岩稜です。百名山のひとつで、岐阜県側の滝谷はスッパリと垂直にキレ落ちていて、岩登りのクライミングのメッカでもあります。

「松本市からのアクセス」は、コチラ → 槍ヶ岳 槍沢コースのページのアクセス方法の説明をご覧下さい。上高地ターミナルでバスを降りてからは、河童橋で穂高岳を見て堪能し、その先の登山道を歩いて行きます。 

1日目「上高地~明神~徳澤~横尾~本谷橋~涸沢 (6時間程)」

上高地からは、登山道を、明神~徳澤~横尾と歩いて行きます。横尾の分岐からは「涸沢」方面へと目指して横尾本谷を進んでいきます。(上高地~横尾間は約3時間の行程です。)

横尾本谷を歩いていくと・・・・、本谷橋を越えた辺りから、この時期は残雪が出てきます。そこからは雪の上を踏み抜かないように歩いて登り、涸沢を目指して行きます。画像では、ちょうど真ん中ぐらいに細い横線のように見える「涸沢ヒュッテ」が見えてきました~。ここまで来ると、やっと涸沢に到着!と言う気持ちになれます。 (横尾~涸沢間は約3時間の行程です。)

涸沢に到着です~!世間では初夏にあたる6月に行ったのですが、山の上の「涸沢カール」はまだ一面い~っぱいの雪に覆われていました。この時期にしては今年は残雪は多いと思います。涸沢は四方を山に囲まれているので陽が暮れるのが早く、5時頃には辺りが少し暗くなってきて、空にはピンク~オレンジに色付いた雲が浮かんでいました。

手早く雪の上にテントを設営して、お楽しみのビールと夕食を食べ、明日のアタックに向けて早い目にシュラフにもぐって寝ました・・・・。

2日目「涸沢~北穂高岳登頂!~涸沢往復~上高地 (9時間)」

2日目の朝4時に起床。テントから這い出ると、ビックリ!!なんと、穂高連峰の山々が朝日を浴びてピンク色のモルゲンロートに染まっていました。とても素晴しい景色で、約15分ぐらいの朝焼けショーに感動してしまいました!

しかし、朝焼けを見てグズグズはしていられません。これから、今回の目標である「北穂高岳」に登りに行かないと時間が無くなって帰れなくなります・・・・。この時期は、涸沢から北穂高岳までは雪渓がつながっていますので、稜線までは約45~50°もある雪の斜面の上を、アイゼンとピッケルのフル装備で歩いて登って行くのです!ちょっとでも滑ったら滑落や怪我をする危険がありますので、一歩一歩慎重に登って行きます。

登り始めて数時間・・・・。やっと稜線付近まで来ました。朝4:30に登り始めたので、まだ雪が硬く締まっていて、良くアイゼン(足のツメ)が効いてくれて登り易かったです。雪が緩んだ方が、登り易いように思いがちですが、逆に滑りやすいので気を付けて登ることになると思います。

そして、無事に「北穂高岳」に登頂です!今回もヤリました~。良く晴れてくれて、山頂からは最高の山岳風景を眺めることが出来ました。北穂高岳の山頂は、やはりまだたくさんの雪に埋もれていましたので、山頂の看板は見当りませんでした・・・・。(涸沢~北穂高岳 2~3時間程)

「北穂高岳」の山頂から北側を望むと、稜線の向こうに槍ヶ岳がしっかりと尖って見えました。素晴しい景色でした。

そして、登頂した後は、帰るのみです。「北穂高岳」から滑落に気をつけながら涸沢まで下り、涸沢のテントで朝ご飯を食べた後にテントを撤収して、素晴しい青空と真っ白な雪山のコントラストに包まれた美しすぎる「涸沢」に後ろ髪引かれながら、あとにしました・・・・。 そして昨日登って来たのと同じルートで上高地へと帰って行きました。 (涸沢~上高地の帰り 約5時間の行程)

まとめ                                                        今回は、残雪の雪山登山&テント泊という事で、テントを含む一泊の装備がかなり重たかったのですが、山小屋泊りにすると比較的軽装で行けるかと思います。しかし、春の6月でも雪山は雪山の北穂高岳。安全装備のアイゼンとピッケルは必需品です!くれぐれも安全登山でお願いします。そして、この山行の2日前には2700m以上で雪が降りまして、僕が登っている時でも新雪がありました!。装備と寒さ対策と山用のウェアは十分にして行って下さい。 今回は良く晴れてくれて、最高の朝焼けと山頂からの山岳風景を楽しむことが出来ましたので良かったと思います。しかしこれも1~2泊と長い山行をすると、どこかで天候が崩れたりしますので、天気や強風などの悪コンディションには充分お気をつけ下さい。宜しくお願いします。

 【2010年6月10〜11日 登山者・記事 ハタゴニアン(Hatagonian)】

南岳

2010年5月4日 投稿者: ハタゴニアン [ コメントはこちらから: »

今回は、北アルプスの槍ヶ岳と穂高岳の間の稜線上の、ちょうど真ん中あたりにある隠れた名山「南岳」(3032m)をご紹介したいと思います。稜線上にある8つの3000mの山のひとつです。

上高地までのアクセスは、槍ヶ岳 槍沢コースのページのアクセス方法の説明をご覧ください。

画像は早朝の上高地で朝日が穂高連峰に当たっているところです。上高地からは、河童橋を越えて登山道を一路「横尾」まで、梓川沿いに 明神~徳澤~横尾 と、歩いて行きます・・・。

「横尾」までの梓川沿いの登山道は、比較的平坦で広くて歩きやすい道です。画像のように明神岳や前穂高岳を横から見ながら歩いて行きます・・・。

「横尾」は、涸沢方面と槍ヶ岳方面の分岐点なのです!。 ここからは、一路「槍ヶ岳方面」を目指して歩いて行きます。 画像は横尾の先にある「一の越」というところです。吊り橋が掛っているきれいな沢のあるところです。ここからさらに先へ進んで行きます・・・。

槍沢ロッジを越えると、やっと「槍沢」の下部にでます。 画像は「槍沢キャンプ場」です。ここからはこの画像の槍沢沿いに、奥まで歩いて行きます。ここから先は沢がひらけていて、稜線に見える山がとても綺麗に見えてきます・・・。

槍沢の「大曲」を越えた辺りです。ここまで来ると北アルプスの稜線が見えてきます!。 奥に見えるのは「ツバメ岩」です。 このまま槍沢沿いに歩いて登ると「槍ヶ岳」に行ってしまいますが、ツバメ岩の手前で一路氷河公園の「天狗原」へ分岐して歩いていく事になります。

「天狗原・分岐点」にある分岐の看板です。ここで槍ヶ岳コースから外れて、「天狗原」を目指して歩いて行きます。 上記のツバメ岩の横をすり抜けるようにして登って行くのです・・・・。 登りが落ち着いてくると・・・・、

氷河公園にある「天狗原」のハイライトである、「天狗池」に到着です! この天狗池は槍ヶ岳が逆さに映る池として有名なんです! 池がくぼみにあるので風が無く、とても綺麗に槍ヶ岳が映るのです! 思わずウットリしてしまいます・・・・。

名残惜しいですが・・・、「天狗池」を越えて本日の目標である「南岳」を目指して行きます。 ここから先は大きな岩がゴロゴロしている岩の平原を、ペンキの◎印をつたって登って行く事になります。 画像は横尾尾根の稜線に出たところです。ここまで来たらやっと目指す南岳の稜線が見えてきました! 最後の岩の急登を頑張って登ります・・・。

かなりの岩場の急登を登り切ったら、北アルプスの稜線に到着です! ここまで来たら目指す「南岳」がもう目の前になります!。あとほんの少しだけ、画像に見える登山道沿いに歩けば、南岳に到着します!・・・。

そして、やっと南岳(3032m)に到着しました~!! 快晴の真っ青な空に、見える素晴しい山岳景色に、思わず感動します!左後ろは常念岳です。

北側を見ると、南岳山頂から見える槍ヶ岳と山頂の看板です。 北アルプスの稜線上の素晴しい景色です!

南側を見ると向こうに奥穂高岳~北穂高岳、その前に大キレット、そして手前に南岳小屋が見えます! こちらも岩稜の北穂高岳が素晴しい景色です!。

山頂に到着した後、南岳小屋にて休憩してお昼ゴハンを食べました・・・・。とても綺麗な山小屋で、離れたくなくなるように快適でした~。 

そしてまた、来た登山道を帰って行きます・・・・。

今回の「南岳」、僕は時間が無かったのでトレイルランニング・スタイルで、早足に日帰りしました。行き~帰り全行程で7時間程でした。 しかし、一般の登山のお客様は南岳小屋で一泊される行程をお薦めします。

「南岳」は百名山とかではないので、ここまで来る人があまりいませんので、静かな登山が楽しめます。 そしてこのコースの魅力は何と言っても槍ヶ岳が逆さに映る「天狗池」でしょう!! 天狗池は1年で9月の約一ヶ月半程しか姿を現しません!冬~春は雪に覆われていて、10月になるともう次の雪が降って来て凍りつきます・・・。旬がとても短い池なので、この時期の晴れた日にしか、逆さ槍ヶ岳はみえないのです! この見る事が出来る時期があまりに短い「天狗池」~と「南岳」コース、岳人なら一度は行ってみたい場所なのです。

【2009年9月12日      登山者・記事 ハタゴニアン】

乗鞍岳・厳冬期

2010年4月23日 投稿者: ハタゴニアン [ コメントはこちらから:1 通 »

冬期の乗鞍岳は、雪山登山としては比較的簡単に登れる3000m級の山として、そして「バックカントリースキー」のメッカの山としても有名です。 今回はこの冬期の乗鞍岳の登山を、ご紹介したいと思います。

マイカーの場合:

松本市から国道158号を上高地・高山方面へ向かって1時間程。「前川渡」というトンネルに挟まれた信号を左折して「乗鞍高原温泉スキー場」へ向かいます。

公共交通機関を利用した場合:

松本駅から、松本電鉄・上高地線に乗り30分。→ 新島々駅(しんしましまえき)に到着。 バスに乗り換えて「乗鞍高原スキー場」まで、55分。→ 乗鞍高原スキー場前に到着です。


乗鞍高原スキー場のゲレンデからリフトを3本乗り継いで、ゲレンデ最上部に到着です。ここから画像のような林間ツアーコースを登って行きます。冬期はほとんどの人が山を滑るのが目的のバックカントリースキーヤー&スノーボーダーの方たちですが、晴れた週末は登山の方も多いです。


林間ツアーコースのようすです。幅約20m程のツアーコースは、両隣に雪に覆われた針葉樹林があるので、風もあまりなく快適に登って行けます。


林間ツアーコースには①~⑥番まで番号がふられています。 ①番から頑張って登って行き、この⑥番を越えて急斜面を登って行くと、森林限界の雪原「位ヶ原」に出ます。


森林限界手前の急斜面を登って行きます。ここから先(上)は林間のツアーコースは終了で、広大な位ヶ原の雪原となります。 ここより先は木がほとんど無いので、雪原になり道もありませんし、いきなり風が強くなりますので注意が必要となります!。 


「位ヶ原」上の雪原のようすです。文字通り、雪の平原しかありません・・・・。 この辺りはいつも風が強く吹いているので、雪の斜面に風紋が付いています。 ここまで来ると標高2350mとなり、雲の上の人となれます・・・。


ここまで来て乗鞍岳方面を見ると、ドォォ~ンと雄大に乗鞍岳がすごく間近に聳えて見えます!。厳冬期は道が無く、雪の上を自由に歩けますので、ここからは真正面の尾根をダイレクトに登って行きます。


「位ヶ原」の雪原を、ゆっくりと一歩一歩確実に登って行きます。後ろには「穂高連峰~岳沢」や「槍ヶ岳」まで綺麗に見えます。


だんだんと急斜面になって行きますので、途中からこのように、シールの付いたスキーから、アイゼンとピッケルなどの装備に変えて、スキーを担いで登って行きます。厳冬期の乗鞍岳・剣ヶ峰山頂方面は、アイスバーンのコンディションの時がほとんどなので、アイゼンなどの装備は必須です! 滑落の危険が高いので注意しながら登って行きます。


スキーを担いでようやく山頂直下まで来ました。この辺りも、いつも風が強いので煽られてバランスを崩さないように注意して、最後の急斜面を登っていきます。


そして、乗鞍岳山頂に到着です。 山頂にはこのような「剣ヶ峰 3026米」の標識が立っています。そして後ろには御嶽山もクッキリと見えます。


晴れた日は、眼下の山岳景色は本当に最高のものとなります! 乗鞍岳からの北アルプスの景色は、アルプス全部を見渡せるぐらいに素晴しいです。

登りの時間は、スキー場最上部から、約5~6時間かかります。 帰りの時間は、スキーなら30分ぐらいです。登山の方は帰りも登りと同じぐらいかかりますので、位ヶ原山荘で1泊のツアーをお薦めします。 

*注意 : 厳冬期の3000m級の山ですので、かなり登山の危険度も高くなります。 冬山初心者の方は、十分な冬山の装備とガイドさんと一緒に行く事をお薦めします。

【2010年3月12日  登山者・記者 ハタゴニアン】

西穂高岳 独標 2010冬期登山

2010年1月20日 投稿者: ビスタレけいこ [ コメントはこちらから:2 通 »

独標1 2010年1月18日 西穂高岳にある「独標」(2701m)に行きました。このサイトでも冬の丸山夏の独標夏の西穂高が掲載されています。アクセスなどは、過去の記事を1部コピーして掲載しています。

松本からのアクセス方法

マイカーの場合:松本インターチェンジから国道158号線を上高地・高山方面に向かう。安房(あぼう)トンネルを抜けて岐阜県に出たら国道471号線を北に向かい、栃尾温泉で右折して県道475号線に入り、新穂高温泉に向かう。新穂高ロープウェイには、バスターミナル前下に登山者専用無料駐車場(2010年1月現在)があります。
公共機関利用の場合
 松本電鉄バス松本高山線バス停「平湯温泉」下車して、濃飛バス松本線に乗り換え バス停「新穂高温泉」下車
 松本電鉄バス 松本新穂高温泉線 バス停「新穂高温泉」下車
 濃飛バス 松本線 バス停「新穂高温泉」下車
※松本インター前には駐車場がありますが、週末には満車になる場合があります。ご注意下さい。

1日目

無料駐車場駅 松本市街地からマイカーで、約1時間半 8時15分頃新穂高ロープーウェイ乗り場に到着 駅手前、バスターミナル前にある「登山者無料駐車場」に車を停める。
冬季の始発は、朝8時45分。大型バスがどんどん到着して乗り場は大勢の人が列を作っています。ロープウェイは、臨時便で対応。
満杯のロープウェイに乗り、1度乗り換えて「西穂高口駅」に到着。

新穂高温泉ロープウェイ問い合わせ 
上高地観光アソシエーション 0263-95-2405
新穂高ロープウェイ(通年営業) 0578-9-2252  

更に詳しい情報は、
通年営業の新穂高ロープウェイ(別画面表示)のHPをご覧下さい。


西穂高口駅〜西穂山荘 90分(休憩含む)

口駅行き
アイゼン(10本歯)を装着して出発です。月曜日ということもあり土・日に多くの人が登山し、雪も降らなかったおかげで、トレースがしっかりついていて、ほとんど道に迷わずに着きました。小屋の手前は、急登でゆっくりアイゼンのエッジを効かせながら滑らないように登ると、ふくらはぎにどうしても力入れてしまいます。お天気がいいので、歩いていると、とても暑くなり、歩き始めてすぐに、上半身は、オールシーズン用のメリノウールの長袖Tシャツとゴアテックスのジャケット2枚で十分でした。

西穂山荘

西穂山荘ラーメン
西穂山荘12時前に山荘に到着。
山荘でチェックインして、持参したおにぎりと名物の「西穂ラーメン」を食べました。とんこつと醤油の2種類あり、それぞれトッピングが違いました。噂どおりの美味しいラーメンでした。

西穂山荘~独標 往復120分 

西穂道1独標2
コースタイム 120分 行き1時間15分 帰り45分
山荘までの道程は、森林の中を歩いていたので、穏やかな環境でしたがここから先は、稜線歩きになるので、風がとても強くて、寒さと強風の中の歩きになりました。風が当たる側だけが異常に冷えてきました。
独標の手前から眺めると、岩場の猛々しさがとても美しく心躍ります。岩場が続きますが、温度が高かったおかげで、岩も凍ってなくてアイゼンを装着していたので、足元も安定していて独標まで辿りつきました。その先は、夏山は日帰りで西穂岳頂上まで行きましたが、初心者なので行くことを控えました。
頂上頂上2
独標から、西穂高岳頂上を撮影 穂高連峰のひとつであるこの山は、いつ何度見ても神々しい姿に惹かれます。

奥穂img_9203.JPG
先ほどまで、とてもよいお天気でしたが、見る見るガスが出てきて、西穂の隣に見えているはずの奥穂高岳がガスに隠れ始めました。帰路も風に粉雪が舞い一面どんどんガスに覆われはじめました。

夕方5時ごろから、雪が降り始め一晩中吹雪いていました。やはり山の天気は変わりやすく、下界の天気予報は、気休めでしかないと改めて知りました。

西穂山荘小屋 夜

夕飯酒
夕飯は、18時から 夏の外来用の食堂が、受付兼食堂になっています。ご飯と味噌汁はおかわり自由で、豚バラ肉がふんだんに入り油が浮いているとん汁が、なかなか濃厚な味付けで美味しかったです。地酒もたくさん用意されていて、山の上にいながらも、とても贅沢な山荘です。
しかし当たり前のことですが、水は一切ありません。トイレの手洗いも消毒液のみですので、あしからず。

館内はとても暖かく快適で、部屋も個室を数名で使用するようになっていて、敷き・かけ布団と毛布が2枚用意されていて、朝までとても暖かく眠ることが出来ました。

2日目

朝焼け2ご来光2
昨夜の天気予報では、曇りでしたので朝起きて快晴なのでビックリしました。
雲ひとつない、空 朝焼け赤く燃え、八ヶ岳の方向から太陽が来光しました。

西穂山荘〜西穂高口駅 60分

img_9295.JPGimg_9298.JPG
昨夜雪が降ったので、帰りはアイゼンではなくわかんを装着して下山しました。わかん初心者なので、何度も左右の足でわかんを踏みつけて、深い雪の中で転びながら進みました。

img_9317.JPG今日は、天気予報では3月下旬並みの温度ということで、完璧な青い空と白い山が仰がれて最高の登山日和でした。ロープウェイ駅の展望台から記念撮影です。
左の肩に槍が見えます!

登山者の感想

img_9183.JPGびすたれ
山の善し悪しの要素に自然の力は大きいです。絶好のお天気に恵まれた山行きで、登山を楽しめたのもやはりお天気の力だったと思います。時々冬しか山に登らないという方がいますが、冬山はそれほどまでに人の心を魅了していく「魔」があるように思います。そのためにも、技術と知識と体力を十分に身に着けて臨みたいと思います。

【最新情報】

2008年の西穂高丸山で紹介されていた「お薦めの温泉」は、現在建物が取り壊されてなくなっていました。無料の温泉で公共交通機関を使った時には、下山後すぐに入浴出来る便利でお得な温泉でしたので、とても残念でした。

トコトコトザン関連記事は、
西穂高独標(別画面表示)のページをご覧下さい。
西穂高丸山(別画面表示)のページをご覧下さい。
西穂高岳(別画面表示)のページをご覧下さい。

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独標の岩場を前にした時、心が騒いだ。征服したいというよりも、近づきたい、触れたいという畏れのような想いに心は捕らえられた。上に立ったとき至福の瞬間 いつも山には、登らせてもらっているんだと、感謝の気持ちで美しい空を仰ぎたくなる。

           【2010年1月18~19日 登山者・記者 ビスタレけいこ】

焼岳(上高地~焼岳~中の湯バス停ルート)

2009年9月23日 投稿者: 常念あきら [ コメントはこちらから: »

           〜信州松本の山案内〜

焼岳は、上高地の大正池の上に見える活火山です。上高地からも見える、水蒸気の噴出が頂上付近で見られる活火山ですが、大正池を作った大噴火の後、火山活動は落ちついています。最高峰の南峰への立ち入りは危険のため禁止されていますが、40mほど低い北峰に登れます。

上高地から日帰りで登れる北アルプスの山で、しかも日本百名山でもあるため、人気がありますが、険しい場所や危険な岩場もあり、充分な装備と気構えで登る必要があります。

車で来る場合は、上高地に入らず、中の湯温泉の旅館横の駐車場に停めて往復するコースもありますが、今回は、上高地から登り、下りは別ルートで釜トンネルの入り口の「中の湯」バス停のある場所に下りてバスで帰るコースをご紹介します。

松本からのアクセス方法

槍ヶ岳 槍沢コースのページのアクセス方法の説明をご覧ください。登山道入口に近いバス停は、「帝国ホテル前」です。

上高地~焼岳小屋(約2時間半)

バス停から、赤い屋根の上高地帝国ホテルを右に見ながら田代橋に向かい、橋を渡ってから、西穂高岳への道との分岐を左に曲がります。林道を10分ほど歩くと右に登山口があります。

最初はゆるやかで、森林浴気分で歩けますが、1時間ほど歩いたところで、急に勾配がきつくなります。ハシゴやロープの箇所が何度かあり、道も狭くなります。最後に90度の絶壁にかけられた長い鉄ハシゴを登ると、笹の原になり、勾配も楽になります。やがて、「小屋まで121歩」と書かれたユーモアのある標識があり、緑色の屋根が特徴的な山小屋、焼岳小屋に着きます。

焼岳小屋~北峰山頂(1時間半)

小屋を過ぎてすぐ、左に10分ほど登ると、視界が開けて「展望台」と書かれた場所があります。
この辺りから、左側に岐阜県の笠ヶ岳が見えます。

右側には前穂高岳~吊尾根~奥穂高岳、その右下に上高地の大正池やホテル群が見えます。出発点の上高地帝国ホテルの赤い屋根も見え、感無量です。

さらに歩を進めると、眼前に焼岳山頂へのルートが一目瞭然に見える場所に来ます。
ルートは少し下り、コル(峠のくぼ地)があり、その後は、あちこちで水蒸気が吹き出す岩場の急登です。がんばって登ると、中の湯コースとの分岐点に出ます。リュックを置いて、右に10分程度歩けばいよいよ山頂です。

北峰山頂~中の湯バス停(2時間半)

山頂の向こうに、昔の噴火口に水が溜った火口湖が見えます。リュックを置いた位置に戻り、右側に下山します。

赤茶けた火山性の土に、草や低木がたくさん生えていて、草紅葉が見られました。
1時間ほど歩くと分岐点があります。右が中の湯温泉の旅館と駐車場に下りる道、左が中の湯温泉卜伝の湯とバス停に下りる道です。

バス停に下りる道は狭く、笹が生い茂り、石がごろごろしていて歩きにくいですが、ブナの大木や白樺が多く美しい森です。
やがて車道と水の流れる音が聞こえ出し、卜伝の湯からわずかに高山よりの車道に出ます。卜伝の湯は、洞窟のようなお風呂ですが、お湯の質は良く、バスまで待ち時間があれば汗を流して帰れます。

登山者の感想

jonen_akira.gif今回は、9月の「シルバーウイーク」の連休だったのとアウトドアブームのせいか、中高年より若い人や働き盛りの人が多く見られました。
焼岳は、標高約2400mの山ですが、登山道は後半が急登で、スリルのある絶壁のハシゴもあり、火山活動も体感できる面白いコースでした。

【2009年9月21日 登山者・記事 常念あきら】

天上のリゾート 燕山荘その2 晩秋編

2008年11月16日 投稿者: ビスタレけいこ [ コメントはこちらから: »

  キュートが、いっぱいに続き再び燕山荘の情報です。

北アルプス 燕岳の山頂付近に位置する600名収容可能な巨大な山荘
燕山荘の宿泊状況をお伝えします。
中房温泉登山口から、約4時間~4時間半(標準タイム)で行ける山です。
この登山道の特徴は、30分ごとに設けられた(人により時間は異なります)ベンチのお陰で、コースタイムを取りやすく
よく整備された、登山道が快適な登山を手助けしてくれるご機嫌な山です。

   燕岳までのコースは、こちらをご覧ください。

槍裏銀座
燕山荘の魅力は、北アルプスをグルッと見渡せる景観です。
1泊2食付きで一人9000円 部屋はドミトリーです。

内部1内部2
山荘内部の写真です。食堂には、大きなTV夕飯終了後のお天気の時間にテレビをつけてくれました。

内部3内部4
    ミニライブラリー       北の窓からは、燕岳山頂が見れます。   
鍋朝飯
冬場の名物「鍋」が夕飯に出ます。コロッケとビーフストロガノフ・里芋にサラダのプレートだけでも豪華なのに、アツアツお鍋は、まるで旅館のメニューです。鍋の中身も野菜と魚がたくさん入り味もボリュームも大満足
朝ご飯も美味しかったです。

寝具1寝具2

山荘は、ストーブは食堂だけでとても寒かったです。夜もどんなに冷えるかと心配していましたが、
この寝具のお陰でとっても暖かいでした。体温に併せて保温してくれる特殊な寝具だそうです。
燕夕日夕日燕
山荘泊まりのお楽しみは、夕景・朝景に出会えることです。
先ずは、夕景4ショット ↑夕日に照らされた燕岳  
槍も東の月
   槍のシルエット↑        ↑月が東の空から昇る

日の出1西の月
 朝焼け              西の空に沈む満月
日の出2富士も
 染まる雲海            彼方の富士山もこんなにくっきり
日の出3朝日の燕1
 ご来光               朝日を浴びる燕岳山頂
朝日のあたる家3tubamecoff.JPG
 4時間半かけて登り、ゆったりとした時間を過ごす至福の時 
 美味しい珈琲を頂き下山しました。

登山者の感想

びすたれ
忙しい日常から、少しだけワープするには、
パソコンも携帯も繋がらない山へ行くのが1番のんびりします。
運がよくお天気に恵まれたことに、感謝して
また頑張って働く!

この時期の営業は、11/24(月)までですが、12/20~2009/1/6は、特別営業になります。
冬季営業時は、中房線が閉鎖されますので、
穂高有明のゲートから徒歩でのみの登山になります。
雪山になりますので、雪山装備でおでかけください。
詳細は、燕山荘に問い合わせください。
燕山荘の詳しい情報は、 こちら(別画面表示)もご覧下さい。 

          furum.JPG
北アルプスに沈む満月の輝きは、終わりの美しさと始まりの美しさの両方を感じる
      
     【2008年11月12~13日登山者・記事 ビスタレけいこ】
                         

奥穂高岳・前穂高岳

2008年10月27日 投稿者: 常念あきら [ コメントはこちらから: »

           〜信州松本の山案内〜


前穂高岳山頂から見た上高地・焼岳・乗鞍・
御岳山(クリックすると拡大します)

北アルプス穂高連峰の最高峰、日本第3位奥穂高岳上高地から涸沢経由で登り、前穂高岳を経由して岳沢から上高地に下りる1泊2日のコースをご紹介します。
1泊2日の場合、標高差1700mを、2日とも7~9時間歩くので、かなりの体力が必要です。体力に自信がない場合や天候が悪い場合、前穂高岳をパスするか、山小屋で2泊する方が無難です。
紹介するのは、重太郎新道の長い急登を避けて、涸沢から登って岳沢から下りる一般的なコースですが、穂高岳山荘の方によると、急登を登る体力があれば逆回りがお薦めだそうです。登るより下る方が難しく、疲れが出る時に下るのは危険だし、岳沢から登る方が景色が良いからです。
奥穂高岳の標高は3190m、前穂高岳の標高は3090mです。

松本からのアクセス方法

槍ヶ岳 槍沢コースのページのアクセス方法の説明をご覧ください。

地図

上高地〜涸沢(急いで5時間)

まずは、明神、徳沢、横尾を経て涸沢まで、ゆるやかな長い登りです。詳しくは、昨年の上高地〜涸沢の記事をご覧ください。

今回は、涸沢の紅葉はほぼ終わっていましたが、途中の標高1000~2000m付近はちょうど見頃で、美しい山岳紅葉を堪能しながら歩きました。紅葉情報 の記事もご覧ください。


 徳沢付近のカラマツなどの黄葉        沢の手前、ナナカマドの実

涸沢〜《ザイテングラード》~穂高岳山荘(少しバテて3時間)

涸沢からは、涸沢ヒュッテの上から左上方の奥穂高岳やとんがった「涸沢槍」を目指して登ります。名前通り涸れた岩場の中を、○や×の目印を気をつけながら歩きます。
見晴らし抜群のこのコースは「パノラマコース」と呼ばれ、カールは夏は高山植物のお花畑になります。


カールには、このまま万年雪となる去年の雪が、その上の奥穂高岳には今年降った雪が少し見えます。
途中、涸沢小屋方面に戻るコースと分岐します。

やがて、「ザイテングラード」というコースになります。凄そうなドイツ語の名前の通り、だんだん勾配がきつくなり鎖やハシゴもあります。ガレた岩場を歩くのは足を傷めやすいので要注意です。眼前に穂高の山々、振り返ると涸沢の向こうに常念岳を見下ろす絶景!

上高地から約8時間、穂高岳山荘に到着。山荘は外側はきれいで、中には、薪ストーブやランプが心地よい休憩室があります。

穂高岳山荘~奥穂高岳(40分)

美しすぎる御来光を眺めてから、穂高岳山荘の横から奥穂高岳に登ります。

いきなりハシゴのある急斜面です。起き抜けに3000mの高度で酸素が薄く、深呼吸しても空気が入ってこない感じです。十分に慎重に20分ほど登ると、上級者用コースの西穂高岳方面の「ジャンダルム」「ロバの耳」などが見えて来て、傾斜も楽になります。


奥穂高岳山頂

ほこらが立つ奥穂高岳山頂は、人が2~3人のスペースしかありません。ここが長野県一、日本でも3番目に高い地点に立った感慨に浸るより前に、360度、長野県・岐阜県・富山県の名だたる山々が全部見える、しかも上から見おろすということに感動!
なお、日本で2番目に高い山は、奥穂高岳より3mだけ高い南アルプスの北岳で、山梨県にあります。


奥穂高岳山頂から見た槍ヶ岳とその左に
水晶岳・黒部五郎岳(クリックすると拡大します)


奥穂高岳~紀美子平(1時間半)~前穂高岳往復(40分)

奥穂高岳山頂を越え、前穂高岳方面に、「吊尾根」と呼ばれるコースを歩きます。「南陵ノ頭」を過ぎてから急な下りになります。
途中の崖に雷鳥(ライチョウ)発見!お腹の毛が、冬用に白くなっていました。


富士山と南アルプス



紀美子平

誰が名付けたか、「紀美子平」という女性の名前が付いた場所に到着。ここでザックを置き、左手の前穂高岳への急斜面を登ります。ここも岩場でコースを間違えやすいので○印を確実にたどりましょう。

前穂高岳の山頂は、奥穂高岳よりずっと広く、眺めもすばらしくて、下りずにずっとここにいたい気分です。上高地を見おろすと、河童橋も、小さく見えます。
写真は、槍ヶ岳と、その右奥に黒部・後立山連峰の山々です。


上高地とその右の西穂高岳の稜線
(クリックすると拡大します)


紀美子平~《重太郎新道》~岳沢(2時間)~上高地バスターミナル(2時間)

これまた凄そうな名前の重太郎新道。その通り、急勾配の下りが続きます。前半に、写真の長い鎖があります。疲れているため、このルートで命を落とす人もいるので十分慎重に下ります。「雷鳥の踊り場」と呼ばれる場所で、眼下の上高地や乗鞍を見ながら腰をおろして休憩です。

後半には、ザイルを頼りに下りる部分があります。「カモシカのお立場」という名前の岩があり、最後の長い長いジグザグの下りを下りると岳沢です!

岳沢からは、昨年の上高地〜岳沢の記事をご覧ください。今回はちょうど美しい黄葉が見られました。

※岳沢には、以前、ヒュッテ・売店・トイレ・テント場がありましたが、2008年10月現在、岳沢の情報の記事のように、施設はすべてなくなっています。そのため、穂高岳山荘から上高地に1日がかりで下りるまで、水場もトイレもありません。水を十分に持参し、予め携帯トイレを用意されることをお薦めします。

登山者の感想

jonen_akira.gif10月中旬で、氷点下の寒さを覚悟して防寒具をたくさん持っていたのに、秋晴れの好天にも恵まれ、行動中は暑いぐらいで拍子抜けでした。
さすがは全国のクライマーが目指す穂高連峰、登りも下りも厳しいですが、その分、他では見られない光景が見られて感謝感激。

【2008年10月18日~19日 登山者・記事 常念あきら】

北アルプス槍沢(槍ヶ岳)の紅葉

2008年10月10日 投稿者: AZUMIS [ コメントはこちらから: »

北アルプス槍沢(槍ヶ岳)の紅葉情報を掲載しました。
同新まつもと物語の紅葉情報のページをご覧下さい。

槍の紅葉、みごと!

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                    < 安曇支所観光課:米田>