特集:旧開智学校 ~ そこが知りたい、一問一答

重要文化財 旧開智学校 ~ 一問一答

お答えいただいたのは、
教育部 博物館 重要文化財 旧開智学校管理事務所様です。

質問1
 年配の方が展示物の説明などをしていましたが、館内のガイドツアーは普段行われているのでしょうか?もしも行っているようでしたら、曜日や時間を教えてください。

お答え 長野県老人大学松本学部を卒業された方10人が、当館の展示などの説明をするガイドボランティアとして活動しております。常勤ではないため、案内等を必要とするお客様から予めご一報を戴ければ当館で手配をいたします。

質問2
 白と水色を基調としているような印象を受けましたが、何か意味があるのでしょうか?
 窓の枠や格子も鮮やかな水色でとても印象に残っています。

お答え 開智学校のシンボルとなっている校舎正面部分の彫刻は「東洋の象徴とされる龍がいて海の波をけたてて空中に登らんとしている。その目指す先には、青空が広がり雲が湧き、さらにその上空には二人のエンジェルが開智の文字を掲げて待ち受けている。」といったイメージを含んだデザインになっています。
水色は空と海を、白は雲と波を表す色であり、校舎全体をその2色で統一したのではないかと思われます。

質問3
 最も多い時で、生徒数は何人だったのでしょうか?先生の人数もわかれば教えてください。

お答え 旧開智学校の創立から現在までに至るまでの間に合併、独立、学校名の変更等が幾度かありましたがその中で旧開智学校としての生徒数、教員数が最も多かったと言われるのは明治20年であったとされています(生徒数2484名、教員103名)

質問4
 9月21日の「松本市博物館の日」には、八角塔に制限付で入れるということですが、前もって予約するのでしょうか?当日に整理券など配るのでしょうか?

お答え 塔屋の構造上危険でありますので、安全を考慮しております(小さいお子様は検討中)時間はその時の状況(天候等)によって変更しますが、希望者が多い場合は観覧時間の短縮も視野に入れ、その際は整理券の配布等を検討します。
 なお、事前予約はお受けせず、先着順と致します。

旧開智学校管理事務所の方から回答を頂きとても感激しました。
平成17年に改装され、色鮮やかな美しい校舎になったのですが、見学に来た方からは鮮やか過ぎて歴史や風格を感じない、そのままのほうが美しいのではないかという声も聞かれました。
しかし、鮮やかな校舎は建築当初の思いをはっきりと感じ取れることもできるように思います。「水色は空と海を、白は雲と波を表す色」の校舎から、青空に向かって飛び跳ねるくらい元気な子供たちをイメージできます。また、住民がそのように願ったのではないかとも思います。
保存と修復は難しい問題があるのではないでしょうか。
【市民記者:小林】