特集:松本城 ~ 「薪能」

国宝松本城 「薪能」

夏の風物詩、松本城の薪能へ行ってきました。雨が降りそうな天気でしたが、市内外の能ファンの方達が多く集まっていました。

【写真】薪能1

入口でチラシを配っている係のひとです。お疲れ様で~す。

★能のチョッとメモ★

能は約600年の歴史があるそうです。主人公のほとんどが幽霊(そうだったの?)。でも幽霊の怖い話ではなくて、時代が変わっても、変わることない人間の本質を表現しているのだとか。

能:「通小町(かよいこまち)」

【写真】薪能2

比叡山の山麓、八瀬の里で一夏を過ごす僧のもとへ、毎日通う女がある。不思議に思った僧が弔っていると、小野小町の霊が現れる。また生前に、小町に恋をした深草少将の霊も現れ、百夜通いの様子をつぶさに学んでみせる。いよいよ約束の百夜にあと一夜となるが、思いを果たせずに終わる。



【写真】薪能3

舞台のすぐ前は芝生席です。能楽師さんを近くで見ようと、私も芝の上で座りました。


狂言:「寝音曲(ねおんぎょく)」

【写真】薪能4

謡の上手な太郎冠者。主人に謡うよう言われるが、酒を飲まなければ謡えないとか、女房の膝枕でないと謡えないとか駄々をこねる。主人が膝枕で寝かせたり起こしたりしている内に、太郎冠者は謡えるか謡えないか解らなくなる。主人にしかられて退散する。


【写真】薪能5

夜も更け、市議会議長、教育委員長により「火入式(ひいれしき)」が行われる。いよいよ、炎を一緒に見る能は迫力があります。


能:「猩々(しょうじょう)」

【写真】薪能6

楊子の市で酒を売る高風という青年のもとに、いつも酒を飲みにくる者がいる。名をたずねると、海中に住む猩々と答える。高風が潯陽(しんよう)の江に、酒壷を持ってまっていると猩々が現れ舞を舞い、親孝行の高風をめでて汲めども尽きぬ酒の泉を与えて去っていく。

【記事担当:野村】