2014年7月のアーカイブ

【まつもと百てん】そば処 種村

2014年7月17日 投稿者: imai[ コメントはこちらから: »

木曽の食材・素材にこだわって

店主の種村孝一さんは開業前に市内公民館でそば打ちを15年も続けていた強者。そんな活動のなかで出会い、種村さんを魅了したのが木曽・開田高原のそば粉。一品料理も同じく開田高原の特産品、そして店内の内装、テーブル、箸、楊枝立ても木曽ひのきというコンセプトがそのことを見事に表したおそば屋さんです。テキパキ元気に動き回る種村さんに聞いてみれば、その想いを熱く語ってくれます。「杉だと男性のイメージが強い。檜には女性のあたたかいイメージもありますから、女性の方にもどんどん利用していただきたいですね」

種村さんの外観。松本・国道143号線沿い、芸術館西の信号を入ったすぐだ。種村さんの店内。ひのきが薫る

種村さんの店内。ひのきが薫る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひのきの明るさ、香りが出迎えてくれ、女性でも入りやすいお店です

「前職は銘木関係の問屋にいましたので、材料も安く手に入って、檜にこだわることができた」とおっしゃるように、店内に入ると、檜独特の香りと明るい雰囲気が迎えてくれる。そして左手を見ると、こだわりの石臼がすぐに目に留まります。標高1000メートルを越える開田高原で収穫されたそばは実が小さくて、黒く、また香りもつよいのだそうです。アマ皮もひきにくいために、製粉所にあるような石臼をお店に導入して、粉から手びきしているわけです。「アマ皮だけでソバガキで作りますし、十割も打ちやすくなるんです。そば粉のなかにはさらさらの部分と粘り気のある部分があるので、それをどう使い分けるかでいろんなそばができるんですよ」と種村さんはいう。なかなか市内でもお目にかかれない物らしい。

種村さんの石臼

 


 

 

 

 

 

 

メニューは、「ざるそば」(八割、十割)、「鴨ねぎかけそば」「きのこかけ」そば、など。平日昼のみの「限定ざるそば」(1人1食)は、県内産のそば粉を使用したもの。ユニークなのは、甘さとコクが特徴の「甘みつゆ」と、カツオの香りが漂う「香りつゆ」を試せること。「うちはそばの量が多めなので同じつゆだと飽きてしまうでしょ。けれど味が変われば食べられる」と聞いただけでもなんだかうれしい。9月から11月には1年たって熟成したそば殻を7割ひきした「吟醸蕎麦」というオリジナルメニューも。「10月末になると新蕎麦が出始めますよね。新蕎麦は美味しいというイメージもあるけど、1カ月以上たたないと美味しくならない。前の年の蕎麦のほうが絶対美味しいですよ」というこだわりの逸品でもある。太くて短いと思われがちな十割蕎麦も「今まで食べてきたものと全然違う」と多くのお客さんがリピーターになっていく。「そんな驚きという出会いを生み出すのが僕の役割。仕事を変わる時には悩みましてけど今は思い切ってよかった」と、種村さんは自信と感謝をのぞかせる。

いわなのあぶり焼き、開田高原のとうもろこしのアイスクリームなど、開田の素材を使ったメニューも味わえるので、ぜひ聞いてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『種村』からのおすすめ情報

Q1=おすすめのお店は?
A:そば屋五兵衛、ふぐの呉竹、石井味噌

Q3=おすすめスポットを教えてください。

A:源池の井戸はもちろん、松本の湧水ですね。それを守ろうとする取り組みも含めて自慢です。

 

店名 そば処 種村 (そばどころ たねむら)
種類 そば店
所在地 松本市中央3-9-4 地図
Tel 0263-87-3218
HPアドレス http://www.soba-tanemura.com/
営業時間 月〜水・日曜:11:00~14:30/金・土曜:17:30~20:00
定休日 木曜日
席数 カウンター7席、テーブル12席
カード 不可
駐車場 有(3台)
アクセス 松本駅から、徒歩15分

「いただきます、ごちそうさま松本」内の記事もご覧ください。

「はしごチケット」を提示すると
「はしごチケット」を提示すると、韃靼そば茶をプレゼント

(※「はしごチケット」によるサービスは2016年5月31日までです。)

【文:いまい/写真:山本(蕎麦)・いまい】