松本案内人:カテゴリアーカイブ別表示

第9回 水の語り部 湧水案内人講座

2010年11月14日 投稿者: yamamoto[ コメントはこちらから: »

22年7月からスタートした「水の語り部 湧水案内人講座」も、今回で9回目の講座です。

日の出町の井戸

薬祖神社の井戸




11月13日(土) 午前10時スタート 総勢22名参加です。
日の出町から、21年に作られた「日の出町の井戸」
そこから西へ 20年に作られた「薬祖神社の井戸」

日の出町 個人宅の井戸

 

伊織霊水




更に西へ向かうと 22年個人宅の前に市の井戸整備事業の補助を受けて作られたばかりの井戸
そこから、北へ向かうと2つの水が出る「伊織霊水」の井戸

かわかみ建築設計室

女鳥羽の泉




女鳥羽川の橋を渡るとそこは、うら町
山家小路から突き当たりを北に、元医院で看板建築が美しい「かわかみ建築設計室」の建物があります。
そこから、すぐに東へ左折すると、餌差町に入ります。
1~2分ほど歩くと、中心市街地で唯一残る酒造所「善哉」さんの作られた「女鳥羽の泉

鯛まん小路

東の十王堂




北に位置する鯛まん小路を進むと、「鯛まんの井戸」があります。
(当日は、逆コースから周りました)
昔、大きな料亭「鯛まん」があったからそう命名されています。
再度、餌差町に戻り、女鳥羽川の橋の手前に、現存する唯一の十王堂「東の十王堂」があります。

ケヤキの紅葉

紅葉した欅

槻泉神社




女鳥羽川の橋を渡り1分ほど真っ直ぐ歩くと、左手に松本最古の神社 平安時代からあったと言われる「槻泉神社の井戸」
シンボルの大きな欅が、小金色が鮮やかでした。

5ヶ月間、9回の講座を終えました。参加された皆さんとても熱心に連続講座を受講していただきました。それぞれの熱い思いで、松本の湧水を愛し、そしてこれからも更にともに学びあいながら、多くの方々に語り部となり伝えていくことと思います。

来年も湧水案内は、続きます。またHP等でご案内いたします。

                                【市民記者 山本】

第6回 水の語り部講座「歴史の中の水を辿る」

2010年9月27日 投稿者: yamamoto[ コメントはこちらから: »

 9月25日(土) 「水の語り部 湧水案内人講座 第6回目
テーマ~歴史の中の水を辿る~ 講師 一級建築士 大石幹也氏 (松本城管理事務所所長) 参加者 20名 

高橋家住宅


 
テーマは「歴史の中の水を辿る」としました。「辿る」を辞書で調べると、「痕跡を確かめながら手探りで進む」とあり、江戸時代の絵図を使いながら歩くので、ちょうどいいかなって思っています。
内容は3つの柱があって、水、すまい、町です。
探索地は御徒町から北側の旧武家地で、絵図の中に出てくる大門沢、水路、辻井戸などの水、川筋、水の端を鳥の眼と人の目で捉えてみます。
そして「日本の住まい」にもちょっと触れます。武家住宅の広がりを実感していただいた後、途中で出くわす「松本文化村」を例に「日本のすまいの近代化」について武家住宅との対比で考えてみます。
(大石講師のコメント)

江戸絵図は、こちらをご覧ください。


高橋家住宅庭

高橋家住宅で資料を見ながら、「日本のすまい」江戸~明治~大正の住宅の遍歴の説明を受けました。
 高橋家住宅の詳しい説明は、こちらこちらをご覧ください。

資料図を見ながら、川から発生した地形の説明をしていただきました。
 「山と川がつくる日本の景観7タイプ ⇔ 地形パターン」<ふるさとの原型>
(1)水分(みくまり)神社型景観 里山辺・三才山・朝日村
(2)隠国型景観 入山辺・安曇・奈川地区・木曽谷
(3)秋津州やまと型景観 諏訪盆地
(4)八葉蓮華型景観 上高地
(5)神奈備山型景観 弘法山・有明山
(6)国見山型景観 富士山

 【出典 「日本の景観」春秋社 1981 、「景観の構造」技報堂出版 1975 樋口忠彦】


稲荷神社前の水路跡

昔の水路跡




江戸時代の地図を片手に、徒町を東へ進みます。
稲荷神社まで、少し南へくだると、稲荷神社の向えに古い石垣が残る水路が見えます。

更に東へ進むと、道路に昔の水路の痕跡が斜めに走っているのがわかります。

名前入り鬼瓦

大門沢




旧武家屋敷であったこの地区は、住宅が風情のある家々が立ち並び、
歩いているだけでも、とても楽しいです。鬼瓦に家紋や名前入りの家も多く見られます。
「水」と書かれた瓦も多く、何を意味するのか不明ですが、興味深いです。

松本文化村跡

口張町



「松本文化村跡」です。大正時代に6軒のモダンな住宅がここに建てられていたそうです。
住宅から文化の発信がされていて、松本はその頃から先進的な考えを持った方々が住んでいたようです。
資料には、 【旧 井口喜七郎邸】の見取り図と住宅の写真 旧宮崎邸の写真が掲載されています。

井戸マークの蓋


橋倉家住宅の1本西にある通りにある「井」マークの蓋です。
ここは、かつて井戸があった場所ですが、道路として埋め立てたのですが、
この蓋の下には、井戸の痕跡がそのまま残っています。今回は、見ることは出来ませんでしたが、そばに立て札があり写真が掲載されています。

橋倉家

橋倉家内



県宝 橋倉家住宅」 
橋倉家は、古くは水野家に仕え、後に戸田家に仕えた武士の家です。
当時の間取りからは、改修された場所もありますが、江戸時代の様子をよく残しているようです。
市の文化財課 田多井さんに説明していただきました。
普段は一般公開はされていませんが、事前に松本市文化財課に申し込めば
邸宅内を見学することは、可能だそうです。
【問い合わせ先】 松本市教育委員会 文化財課 電話 0263-34-3292

橋倉家東側の水路

宝栄寺横 旧道



古い水路の発見の旅は、続きます。R143沿いにあるビルの敷地内にも水路を見ることが出来ました。

天白神社~北 十王堂跡~木下尚江生家跡~常法寺小路を経て
宝栄寺の入り口手前にある「旧道」です。
江戸時代には、和泉町で突き当たり少し右に曲がったこの道で北上していました。
現在は、国道R143が開通して道がまっすぐになり、新しい道が主流になっています。

残っている水路

大門沢の小道



宝栄寺から、真っ直ぐ西へ進みます。ここでも旧水路を発見
高橋家を通り過ぎ、大門沢沿いの遊歩道を歩きます。
とても気持ちのよい小道です。

 秋晴れの気持ちのいい中、約1時間半 早足で駆け抜けましたが、
まだまだ知らない松本の魅力をたくさん発見出来た講座でした。
 最後に中央図書館横の公園で、本日のおやつ「梅月」さんのチョコレートウェハウスを頂きました。

                                   【市民記者 山本】

第4回 松本案内人♪講座「寒中水巡り 2 東編」

2010年2月28日 投稿者: fujisawa.m[ コメントはこちらから: »

第4回 松本案内人♪養成講座「寒中水巡り 2 東編」
本日2月28日(日) 午前10時時から、約30名の参加者で案内人講座が開催されました。

寒さが戻った今朝の松本。
雪混じりの冷たい雨の中カタクラモール女鳥羽川入り口に集合!!
隣接する「妙勝寺」の井戸から水巡りのはじまりです。

参加者4,5名にガイド役1名が同行してチームを作って出発。

本日のコースは、
「妙勝寺」の井戸~薬祖神社の井戸~伊織霊水~鯛蔓の井戸~女鳥羽の泉~東の十王堂~槻井泉神社

ようやく雨も上がって・・・・湧水を味わいながら会話も弾んできました。

女鳥羽の泉で善哉酒造のご主人に説明を伺いました。

今日はあいにくの天候でしたが、
ふだん歩かない小路を通り、松本の街に流れる川や湧水の音を感じて
参加された方の多くから最後には笑顔で
「参加してよかった。楽しかった!」とおっしゃっていただけました。

正に寒中水巡りとなり、体も冷えたはずなのに
「また、参加したい。もっとたくさん周りたかった」とも・・・。
こんなお天気の朝にたくさんお集まり頂き、
そんな言葉も聞かせてもらい、スタッフ一同心が温まりました。

一緒に歩いた皆さんが、
それぞれ街を歩くきっかけに、遠方からのお友達のご案内にと
今日の体験をいかしてもらえたら案内人講座は大成功♪です。

【市民記者:藤澤M2】

第3回 松本案内人♪講座「寒中水巡り 1」

2010年1月27日 投稿者: yamamoto[ コメントはこちらから: »

第3回 松本案内人♪養成講座「寒中水巡り 1」
山が美しく見える本日 午後2時から、約30名近い参加者で案内人講座が開催されました。北門大井戸に集合

ガイド役のメンバー手作りの水巡りガイドBOOKが、今回の参加者に配布されました。

本日のコースは、
北門大井戸~片端総掘~東門の井戸~外濠小路~縄手横丁~ナワテ通り~中町蔵シック館~徳武の井戸~源智の井戸~中村眼科の井戸~水の音が聴こえる水路~呉竹の小路~源地の水源地~松本市美術館

詳しい情報は、松本水物語⇒こちらをご覧ください。


勢いのある井戸の水 触ると生温かい感じがします。  中町の井戸 (蔵ッシク館)


中村眼科の井戸 (宮村町)                水の音が聴こえる♪


源地の水源地


最後は、松本市美術館でミーティング
参加された皆さんにひとことづつ感想をいただきました。いろんな思いがあり一人一人の松本感も見えました。
★いろんなところを歩けて楽しかった。

★昔ながらの町を歩いていると、殿様の頃にタイムスリップしたような感じがしました。

★松本がもっと好きになりました。

★市内にこんな綺麗な川があることに感動

などなど

このあと、M100サロンも開催されました。

松本市美術館の中庭から常念岳が見えます。
次回は・・・
第4回松本案内人講座 「寒中水巡り 2 東編」は、2月28日に開催します。

                        【写真 倉澤・山本 記事 山本】

第2回案内人講座 あがたの森

2009年10月3日 投稿者: yamamoto[ コメントはこちらから:2 通 »

2009年9月27日(日) 松本市民活動サポートセンター主催の「市民活動フェスタ」内でワークショップブースをお借りして『第2回 松本案内人♪講座』を開催しました。
27日は、講堂内にブース展示、歴史散策やマップ作りなどのワークショップ、オープンカフェ、福祉施設の展示販売・軽食喫茶などもありました。

はじめに

はじめに

あがたの森講堂内。
先ずは、あがた周辺の昔の地図を見ながら、本日の内容説明と参加者(14名)自己紹介。
サポートセンターの職員の方には、本日のフェアの趣旨をお話いただきました。
「サポートセンターに団体登録している松本周辺の市民活動団体が多数参加し、活動成果等を発表しています。」

あがたの森 外観

あがたの森 外観

あがたの森「旧制松本高等学校」の説明を学芸員の木下さんに案内を頂きました。
「あがたの森」は、かつて「縣宮」という神社があり、松高建設にあたり松商学園西の現在の地に遷座しました。
大正時代の校舎の特徴は、角入りコの字型で、全く同じデザインの校舎が他に2箇所。同時に開校した山口と翌年開校した山形がそっくりです。

模型

模型

校舎窓

校舎窓



記念館2階展示室にある模型を見ると、神社の参道を利用した校舎の造り方や昔の姿がわかります。
その他、旧制高校の歴史の物語る展示が多数あります。学生寮の部屋の再現など興味深いです。

秋のアルプちゃん

秋のアルプちゃん

あがたの森を移動中に、アルプちゃんを見かけました。
子供たちに囲まれて、人気ものです。
一緒に参加していた学生さんが、
「え!あれは何ですか?」と驚いていましたので、松本案内人になるならばアルプちゃんを知らなければモグリだよと教えてあげました。(笑)


本日2番目の場所は、あがたの森を北へ向かい県ヶ丘高校の西の道を北へ向かった場所『戸田家廟園(お塚)』に行きました。

丹波塚

丹波塚

五輪塔

五輪塔

IMG_7243-1



こちらでは、松本市文化財課教育委員会の田多井さんにお話を伺いました。

戸田家 長屋門

戸田家 長屋門

長屋門裏

長屋門裏



お墓を守るためのお寺『前山寺』の長屋門です。

昼食の後は、市内の湧水についてマップや写真を見ながら、場所や歴史などを確認しました。

お勉強中

お勉強中

パワーポイント

パワーポイント


実際に探しながら歩いて見ました。

水量の豊かな井戸

水量の豊かな井戸

水草

水草

民家の井戸1

民家の井戸1


参加者の皆さんに、グループで湧水を探しながら歩く『水巡り』の楽しさを感じていただけたようです。
案内人講座はまだまだ続きます。興味のある方は、ぜひご参加ください。
【案内人講座 問い合わせ先:メールアドレス:M100 @joematsumoto.net】

【市民記者:文/塩原・山本 写真/山本】