松本民芸館 企画展「美しいものが美しい 丸山太郎のまなざし」

松本民芸館で企画展「美しいものが美しい 丸山太郎のまなざし」(松本市市制施行110周年記念事業・工芸の五月参加企画・日本民藝協会全国大会記念)が2017年7月23日(日)まで催されています。

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 ↑ 丸山太郎製作の卵殻張の箱

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~~~~リーフレットより~~~~
昭和11年(1936)、東京都駒場にできた日本民藝館に、一歩足を踏み入れた丸山太郎は驚嘆しました。
 「それは未だ且って考えても見なかった器物であり、近親感が肌にふれ、心の奥の方によし!というようなうめきが流れていったようである。私は一度でこれ等の美しい木工品や、李朝の品々に心が奪われていったのだと思う。」(雑誌『信州民芸7号』昭和48年6月発行)
 この民芸との出会いと、その提唱者である柳宗悦(むねよし)に導かれ、昭和37年に太郎は松本民芸館を創館しました。民芸品の美しさと、それらのある生活の悦びを多くの人たちに知ってもらいたい、そして美しい心の人が多くなってほしい。そんな思いが込められた民芸館でした。
 70歳近くの頃、太郎は雑誌『信濃路』第33号(昭和54年1月発行)に、「ちきりや閑話32話 夢の又夢」と題して、4つの夢を語っています。その第1は、松本民芸館の外壁をしっくいで塗り、なまこ壁で仕上げること。第2は西洋館を建てること。第3は現代の民芸館を作ること。そして第4の夢は、ガラス館を作ることでした。
 昭和58年(1983)、太郎は民芸館の土地・建物、そして「民芸を見るたしかな眼」で蒐集した民芸品約6,800点すべてを松本市に寄贈しました。
 以来、松本市では太郎の志(こころざし)を引き継ぎ、民芸品の美しさとぬくもりを伝え、また民芸館そのものが持つ心落ち着く空気感を大切に、訪れる人々の心を満たすかけがえのない場所となるよう目指してまいりました。
 丸山太郎が追い求めた夢に思いをはせ、太郎のまなざしを感じていただけたら幸いです。
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↑ 馬具

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↑ 薬草きざみ包丁

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↑ 洗面器

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↑ だるま

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↑ 韓国(李朝)の箱

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↑ 北海道アイヌ民族の着物

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↑ 丸山太郎製作の卵殻張文庫

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↑ 丸山太郎製作途中

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↑ 岡田ガラス(松本民芸ガラス)
説明書きによると、「1961年(昭和36年)から約10年間、松本市岡田地区で作られたガラス器です。作った会社は「大和ガラス」で、主に金魚鉢、ランプ、びん類、電灯用傘などが作られました。当時の民芸研究家の三代澤本寿や丸山太郎らからデザイン等のアドバイスがあったことから、「松本民芸ガラス」とも呼ばれています。」


松本市立博物館分館 松本民芸館
   松本市里山辺1313-1
   TEL:0263-33-1569
  開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
  休館日:毎週月曜日(休日の場合はその翌日)※5月29日は臨時開館
  観覧料:大人300円 中学生以下・70歳以上の松本市民は無料

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感想などを書くことができるノートがあります。丸山太郎の「咲くために毎日がある」の絵が張られています。手作り感が素敵です。


イベントがあります。
緑陰「用の美」市
日時:2017年5月27日(土)~29日(月)
 9:00~17:00(最終日は16:00まで)
松本民芸館の中庭で、みすず細工、染織物、布ぞうり、小木工などの作品を展示販売します。
中庭は入館料不要で入れます。
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  【市民記者 小林】


松本民芸館 企画展「美しいものが美しい 丸山太郎のまなざし」” への1件のコメント

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