621回目の「化粧」 渡辺美佐子さん
2010年2月20日 投稿者: nishimori [ コメントは、以下の入力欄からどうぞ ]
プロフィール:
渡辺美佐子(ワタナベミサコ)
1932年10月23日
てんびん座
東京出身
AB型
156cm
2月20日、21日にまつもと市民芸術館で 渡辺美佐子さんの演じる1人芝居「化粧」があります。それに先立ち 松本入りされた 渡辺美佐子さんにお話をうかがいました。

「化粧」は 今回の松本から 松戸、福井、など各地をまわって、4月に北海道で6ヶ所、その後高円寺でやって おしまいにします。
40代の後半から28年間やってきました。
当時1人芝居というのはいなかったですね。井上ひさしさんに 1人なんだけど賑やかにしたいと言われて、どういうことだろうと思いました。見えないけれども人の出入りが多い、このうそをお客が信じるかどうかですが、客の想像力はすごいと思いましたね。井上さんも同じように感じて 1幕45分なんですが、2幕も付け足して1時間35分ほどになりました。
はじめは、セリフや化粧の仕方や旅回りの役者のことなど、自分がやってきた新劇とは全然違うのでいろいろな方に教えていただきました。梅沢武生、富美男さん兄弟とか、浅香光代さんとか。いまでもそうですね。
海外での公演もあったんですが、セリフを字幕で流しているんだけれども日本語では 私もあたいもおれもあっしも 向こうではすべてI(アイ)で約されてしまうので どう伝えたら良いのか、身振りでわかるように演じることなど 観世榮夫さんに教わりました。

毎回テーマを決めて 今回は明るくとかあんまり泣かないようにとかやってます。620回演じていても一度として同じことはないですね。これはホントは夏の芝居なんですよ。冬やるのは初めてだからどうなるのか。
女優になって56年ですが、半分は五月洋子過ごしてきたことになります。だからこそ、染まらないように芝居をしようという意識もありましたね。いつも自分に五月洋子がはりついていたわけですから。でもこんなに長く一つの芝居をやり続けられるのはラッキーなことです。
初めて松本でやったのは 四柱神社の横に中央公民館(厚生文化会館)があったときでまだ1幕だけのときでした。次が音文の小ホールで、それから芸術館の小ホールの杮落としで。
松本での楽しみは、父が生まれ育ったところですし、なにより山がきれいなことですね。この、アルプスの山々を見ると不思議な感慨があります。でも初日が終わるまではおいしいものも温泉も我慢して、うまくやったらおいしいもの食べに行くつもりです。
(渡辺美佐子さんはきれいでかわいらしく とても78歳には見えませんでした。
すてきな 渡辺美佐子さんの芝居、当日券が少しだけあるようです。いかがですか?)

