市民記者ブログ

松本で買える日本手ぬぐい ~松本市歴史の里~

手ぬぐいのことを追いかけていて、「何か面白い手ぬぐいを知りませんか?」と旧制松本高等学校記念館の職員の方に尋ねたところ、とんでもなく面白い手ぬぐいを教えていただけました。
早速、松本市歴史の里に行ってみました。

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「全面勝訴」と「不当判決」の2種類の手ぬぐいです。
2018年1月19日から販売されたばかりです。
最近、新聞やテレビでも取り上げられていて、ネットニュースで多くの人に知られるようになり、県外の方からも問い合わせがあったそうです。

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インパクトのある文字だけではなく、名称やルールが書かれているところもポイントです。
名称:判決等速報用手持幡
通称:びろーん
注意:裁判所の施設管理上の規則により、裁判所構内で広げてはいけません。

弁護士さんなどの間では、「びろーん」と言われているのですね。「判決等速報用手持幡」とその都度言うのは確かに大変ですよね。
ニュースなどを見ていて、判決後に弁護士さんらしき人が走ってきて判決内容を示す時(びろーんを広げる時)は門の外なのですね。気付かずにいました。
これから判決後の様子を見る時の視点が違ってしまいそうです。

~~~なぜこのような手ぬぐいを作ったのか、お話を伺いました~~~

昨年(2017年)11月28日に、松本市歴史の里に保存されている旧松本区裁判所庁舎(旧長野地方裁判所松本支部庁舎)が国の重要文化財に指定されました。
明治期に全国で数多く建てられた和風の裁判所建築のうち、最も完成度が高く、歴史的価値も高いことが評価されました。
重要文化財に指定されたことがきっかけで、お客さんにもっと喜んでもらえることができないか、裁判所にまつわる記念品ができないものかと、職員で話し合いをしました。
いろんな案が出てくる中で、裁判で「全面勝訴」と「不当判決」という言葉が多く使われていることがわかりました。
裁判グッズは全国的にも少ないので、いいのではないかと思いました。
歴史の里は松本インターチェンジの近くにあるので観光客も多く、ここで手ぬぐいを買ってからゆっくり温泉に入って、手ぬぐいを使って楽しんでもらえたらいいかなと思いました。
そんな過程を経て、手ぬぐいが作られました。
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地元の新聞社が手ぬぐいのことを掲載してから、ほかのメディアでも取り上げられたことも影響して手ぬぐいはよく売れています。
手ぬぐいを買って、早速SNSに載せている人もいます。
手ぬぐいだけを買いに来る方もいます。
手ぬぐいを買う方には、それぞれに思いがあり、世の中の不条理に対して「不当判決」を買う人もいれば、受験生の子供が志望校に合格したら「全面勝訴」を掲げたいので合格祈願として買っていく親もいます。
信州大学の法学部の生徒もお土産に買っていました。
こんなものを作って法的に問題はないのかとも尋ねられますが、問題はありません。
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皆さんは、どんな思いを込めて使ってみたいですか?

※ 遠方の方で手ぬぐいが欲しい方は、直接松本市歴史の里にお問い合わせください
   TEL 0263-47-4515

松本まるごと博物館 松本市歴史の里

【市民記者 小林】


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