松本散策 歩きながら新しい発見をしよう!
白骨温泉 遊歩道
2007年9月19日 投稿者: maruyama [ コメントは、以下の入力欄からどうぞ ]
【白骨温泉遊歩道】
白骨温泉遊歩道
「白骨の湯に三日入ると三年は風邪をひかない」といわれる
天下の名湯「白骨温泉」の遊歩道に行って来ました。

昔は、白骨、白船と2つの名前が存在していたそうですが、大正時代に中里介山の長編小説『大菩薩峠』で白骨温泉の表記が登場してからは、「白骨」で統一されるようになっていったそうです。
他の文人ともゆかりが有り、若山牧水はこの温泉を好んで訪れ、牧水夫妻の碑もここ白骨にはあります。
白骨温泉には2コースの遊歩道があり、コースごとにご紹介いたします。
もちろん、白骨温泉のご案内もいたします。
皆さん、ご用意はいいですか。
では、出発いたします。
「散策道1」
公共駐車場からすぐ、道路沿いの木道を歩きはじめると、「竜神の滝」が現れます。車で通った時にはまったく気付きませんでしたがしっとりとした、やさしい感じの滝で、是非、歩いてみてもらいたいところです。


苔やシダに包まれるようなちょっとした山道を下ります。カツラの大木が、春は新緑、秋は紅葉と、散策する人を迎えてくれます。
9月上旬の季節ですが、まるで若葉のような鮮やかな緑に、気持ちも穏やかになってきました。


釣り橋から眺める「冠水渓」。白骨独特の石灰質の白い岩と温泉交じりのちょっと白っぽい鮮青色の川の流れ。
松本から1時間ちょっとですが、まるで別世界に来たような感じでした。


散策道1は現在このつり橋で行き止まりとなっております。
「散策道2」

公共駐車場から少し登り、公共トイレ(清潔でおしゃれなトイレです!)のすぐ上を登り始めます。


登り始めすぐの草むらにはちょっとくじけそうになりましたが、後はきちんと整備されていて、歩きやすい道ですよ。

栃やかつらの巨木に囲まれながら登る道、横に見える谷筋。みどり一色で単調に感じるのですが、実はこれほど贅沢な散策路もないでしょう。
「緑しか見えなくてつまらない」などとは言ってはいけません。フィトンチッドたっぷりの森林浴です。

10分程度で白樺林に着きます。白樺の表面に、まるで苔が生えているような模様。
本当に苔なのかな。そんな感じの湿度たっぷりな散歩道です。


白樺林からは、ほとんど平坦な道。
小梨平を通ってでた先に特別天然記念物「墳湯丘(ふんとうきゅう)」があります。炭酸ガスを含んだお湯が噴出す時に、炭酸ガスと温泉成分のカルシウムが石になって固まって出来たものです。
近くの「丸永旅館」の庭は、この墳湯丘の石をふんだんに使って造ってありました。ご主人に聞いたところ、「昔は旅館のすぐ近くでもお湯が出ていました。この旅館も墳湯丘の上に建っているようなものです。近くの川でも、ちょっと掘れば温泉が出てきますよ」との事。本当にお湯に恵まれた地なのですね。
白骨温泉の山野草


トラノオの奥に見えるのは野生のトリカブトの花です。 バス停の屋根は苔むしていて、ちゃんとそこで生きている小さな草花もありました。
白骨の山野草はこちらをご覧ください。
「白骨温泉案内」
今回の散歩道はちょっと短くて物足りない感がありましたが、温泉街の雰囲気と温泉は超一流です。ちょっとご案内しましょう。
○ お食事処 球道

大変眺めのよいテラスがあり、湯巡りのあとこちらでお茶でも飲みながらゆったりとした時間を楽しんでみてはいかがですか。
(テラスよりの眺め)
○ 丸永旅館

ご主人に聞いた話です。こちらの墳湯丘は幅700m、長さ1200mで、他ではちょっと見られない規模だそうです。白骨温泉自体がこのような石灰質の上にあるような感じで、散歩していても、そこここにやわらかい石灰質の岩肌が見えて、実感しました。車で来て、温泉にちょっと入って帰るのではなくて、ゆっくり散歩してほしい街です。
○ 白船荘 新宅旅館


旅館の前に「飲湯所」が設けてあります。硫黄の香りがかなり強いお湯ですが、昔から胃腸に良い温泉との事。本当によく効きそうです。

外来入浴も500円で入れます。ゆっくり入ってくつろいでいただきたい、素晴らしい温泉でした。
温泉好きのひとり言・・・露天風呂はとてもいい雰囲気。湯船には綺麗な白い湯のはなが咲いていましたよ。
○ 白骨 ゑびすや


小雨が降る、あいにくの天気。でも、こちらに泊まられたお客さんにはラッキーな雨です。宿で「番傘」を貸してくれます。緑に囲まれた温泉街を、番傘をさして歩く。こんなにしっとりとした風情はなかなか楽しめません。
旅館の前には、湧き水が勢いよく流れ出していています。冷たくておいしいですよ。

観光案内所には、各旅館の当日の宿泊の状況や日帰り入浴施設の案内板があり、一目で状況が確認できるのはうれしいですね。
TEL 0263-93-3251
【市民記者 ittoku の独り言】
皆さんのお宿で共通していたことは、「サービス心満点」なおもてなし。道行く人に気軽に声を掛け、小さなサービスを工夫して、温泉街全体でもてなしている気持ちが伝わってきました。遠くの方が多く訪れているそうですが、是非、松本市民の方にも、もっと来ていただきたいそうです。観光シーズンをはずせば、市街地から1時間ちょっと。ちょっとしたリゾート気分と良質な温泉、森林浴。何度でも訪れたくなります。
白骨温泉のマップ

この絵地図は白骨観光案内所でも入手できます。
【市民記者 M2 の独り言】
松本に暮らして8年目になりますが、白骨を訪れるのは初めての私。冠水渓や滝、眩しい程の緑、そして乳白色の豊かなお湯!!
こんな近くにいたのに何で今まで訪れなかったのか!?
どんなところかよく知らなかったとはいえもったいないことをしました。豊かな自然で心スッキリ、白いお湯でお肌も良い感じの一日でした。
【市民記者 アン の独り言】
大自然の美しさと、時がゆっくり流れていく空間、水と緑とマイナスイオンいっぱいの自然に包まれているだけで、元気になれる。信州松本のほんとにいいところの一つですね。
県外ナンバーがほとんどの駐車場を見てつくづく思いました・・・
ここには、癒しを求めて来るんだろうなと。私たちが大切にしていかなくてはいけない、「作りこまれすぎていない美しさ」がそこにありました。
「都会人」でなくても「また来たい」と思わせてくれました。
【市民記者 横山 の独り言】
真っ白な雪の中の白骨しか知らずにいましたが、新緑の白骨も最高でした。墳湯丘や穴だらけの岩も、初めて見る形でとても興味深かったです。
どこのお宿も趣がありました。乳白色のお湯にも入り、大満足です。
季節を問わず、訪れたい場所です。
【市民記者 内ヶ島 の独り言】
松本生まれの私にとって初めて訪れた白骨温泉は、雨天にも係わらず気持ちの良い澄んだ空気、濃い緑と豊富な水の恩恵かマイナスイオンいっぱいで、慣れない山歩きで疲れた身体も、すっきりと癒してくれました。
もちろん硫黄で白濁した豊富な温泉も、筋肉の疲れをほぐしてくれ、心地よい気分にしてくれました。
秋の紅葉シーズンが楽しみです!
今回の散策に使った遊歩道マップです。
お問い合わせは
松本市観光情報センターへ
TEL 0263-39-7176
松本市大手3-8-13
松本市役所大手事務所1階
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【市民記者】 斉藤、横山、アン、M2、内ヶ島、丸山

