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松本の職人技・・「ファーストスプーン」を知っていますか?

2010年1月24日 投稿者: misawa[ コメントはこちらから: »

「ファーストスプーン」とはヨーロッパの習慣で、
産まれた子供にスプーンを贈ると一生食べることに困らないと言う言い伝えから始まりました。

松本市では子育支援(こんにちは赤ちゃん事業)の一環で、
市内の新生児に出産祝いとして、
地元信州の天然木で作ったファーストスプーンをプレゼントしています。

このスプーンを作っているのは
松本近郊に工房を構える5人の作家さんたち。

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作家さんごとにそれぞれ工夫された
丸みや角度や材質などが
優しさを伝える逸品です。

このスプーンは松本市から新生児へ贈られるものですが
それを買う事のできる店が
天神小路の近くにあります。

【碇屋漆器店】

碇屋漆器店さんは
このファーストスプーンを考案し子育て支援にと企画した方でもあります。

店内にはスプーンのできる工程が
紹介されています。

一本の木から掘り出されていく作業は
それはそれは繊細な流れであり
手作業で行われているということを想像したときに
かけがえのない一本である事を実感しました。

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スプーンにはお手入れ用の蜜蝋とクロスがついて
シンプルで素敵なパッケージにしていただけます。
もちろんこの蜜蝋も松本市の産物です。

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新しい商品として松本の木から作る積み木も考えられています。

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積み木は大きさの違う4つのピースから成り
どれを使っても高さが揃うようになっています。

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天然木を使っているので
虫喰いの穴もあります。

タコ糸を穴に通してみると
虫が食べ進んだ道のりが見えて楽しいです。

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かつては多くの職人がいた松本漆器。
その技術が確かなものであった事は様々な文献に見ることができます。
しかし今は途絶え
わずかに祭りの舞台などで往時を偲ぶ事ができるくらいになってしまいました。

現在、漆を塗る店はわずかに2件。
碇屋漆器店はそのひとつです。

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これは松本の蔵の街のなまこ壁をイメージして作られたお椀。

漆器の深い色合いが木にきれいになじんで奥行きを感じさせます。

碇屋さんの漆の仕事はお城の下見板を塗る作業にも見る事ができます。
毎年9月に見られる塗り替え作業。
高所の危険な作業ですが
この仕事を受け継ぐ職人さんを長い期間をかけて育てるように
システム化してきました。

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漆と木という松本の素材を通して
歴史と文化を今に伝え人を育てる。

いいお店に出会えました。

碇屋漆器店/松本市深志3-1-23  TEL:0263-33-3635

ファーストスプーン通信販売 http://eshop.mcci.jp/firstspoon/

野麦峠遊歩道(旧野麦街道) 歴史の道

2009年7月4日 投稿者: maruyama[ コメントはこちらから: »

女工哀史で知られる野麦峠は標高1,672m。長野県と岐阜県の県境にあります。
奈川地区から野麦峠の展望台まで、遊歩道を散策しました。
松本市作成の遊歩道マップでは15.野麦峠遊歩道と紹介されています。

奈川地区の集落を抜けてしばらくすると、道路は木々の間を走ります。川も護岸されていない自然の流れです。
野麦峠野麦峠
遊歩道入り口には、標識杭や「あゝ野麦峠」の碑や「旧野麦街道」の説明看板などがあるので、すぐに分かります。付近には自動車10台程を駐車できる場所もあります。

大まかなに歴史や街道の物語りを確認して登り始めます。
s-img_7748-1.jpg野麦峠
(画像をクリックすると、大きくなります。)

野麦峠
しばらく緩やかな道が続きます。野草、花、鳥のさえずりなどを楽しみながら、落ち葉でふかふかになった道を進みます。
最初の休憩地点には、きれいな冷たい水が流れていました。ベンチに腰掛けて一休みです。水場があるのはこの1箇所だけですが、峠までの全4箇所に休憩用のベンチが設置されています。

野麦峠野麦峠少しずつ勾配が増します。オダマキをはじめ、様々な花が咲いています。陽に透ける葉の美しさにも癒されます。秋もきっと美しいことでしょう。

中腹に唐松林から雑木林に変る地点があります。雑木林には大きな大きな檜(ヒノキ)、ブナ、カエデなどが見られます。ここを行き交う人々を見守ってきたのでしょう。
所々に設置されたいすに座り、緑深い林の中に身を置いた時、静かに流れてきたその年月を思わずにはいられません。
野麦峠野麦峠
唐松林のパノラマ画像です。

女工さん達や旅人の安全を祈り、亡くなった方々を慰める石仏が柔和な表情で座っていらっしゃいました。
野麦峠野麦峠

鳥のさえずりと一緒にエンジン音が聞こえ始めます。国道に出ると岐阜県との県境です。
野麦峠野麦峠

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「お助け小屋(食事・お土産・宿泊)」や「野麦峠の館(資料館)」があります。この地籍は“岐阜県高山市高根町野麦峠“です。野麦峠の館の屋根は、絶好の展望場所です。北西方向には雄大な乗鞍岳が見えます。乗鞍の“双峰の鞍型”がはっきりと見えました。
(登り:約1時間30分。休憩をたっぷりとり、ゆっくり登りました。)

展望台からのパノラマ画像です。

s-img_0911-1.jpg「あゝ野麦峠」でも描かれた政井みねさんとお兄さんの像です。岡谷の製糸工場で働き、病気になったみねさんをお兄さんが背負って連れ帰る途中のここで、みねさんは亡くなったそうです。
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お助け小屋の脇から入るハイキングコースの高台には、「政井みねの碑」があります。みねさんや女工さん達を偲んで観音様も寄贈されています。「ああ、飛騨が見える」という言葉が大変印象的です。お助け小屋や野麦峠の館には、みねさんの写真があります。
ハイキングコース高台からのパノラマ画像です。

ハイキングコースの下りは、背丈ほどの隈笹を掻き分けて進みます。途中、だてかんば林、鏡池を抜け、野麦峠の館の裏に戻ります。
鏡池には池の主でしょうか、大きな鯉が住んでいました。小さな白い花はサクラ草科のツマトリソウです。レンゲツツジの鮮やかなオレンジ色も緑に映えてとてもきれいでした。
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野麦峠の館(資料館)は、野麦峠に関係の深い女工哀史や飛騨の労働と生活に関する資料が展示されています。また、これらを四季折々の風景とともに紹介する映像も見られます。(入場料:500円)
館内で説明をして下さった館長さんから、野麦地域の歴史や製糸業が栄えた当時(明治30年代頃から)の様子を伺いました。優しい語り口調でしたが、歴史を伝えることへの強い使命感を持ち、故郷を慈しみ誇りにされていらっしゃるように感じました。素敵な方に出会えました。

”隈笹の穂
「野麦」とは”隈笹の穂”のことで、穀物が実らない大不作の際(50年に一度程)に穂(実)が出るのだそうです。昔はその穂(実)で飢えをしのいだそうです。穂が出るとは、驚きでした。
 ※隈笹:イネ科の多年生植物


旧野麦街道はブリ街道とも呼ばれ「岐阜県、野麦峠、奈川、島々、波田、松本、塩尻、岡谷(製糸工場)」と続いています。
野麦地域からは約120km、女工さんたちは3泊4日で歩いていたそうです。(出発地により異なります)

製糸業は明治30年代頃から岡谷地域で始まり、栄えました。国策の柱として輸出に多くの外貨を稼ぎ出しました。
当時、岡谷地域には大小270余りの製糸工場は輸出量は日本随一で、どこの工場でも人手不足だったそうです。この野麦峠を越えた飛騨高山の女工さんたちが有名ですが、山梨県、群馬県、新潟県、石川県などや長野県内でも伊那・飯田、塩尻、松本、大町、木曽など多くの地域からも働きに出ていたそうです。山梨県からの女工さんが一番多かったそうです。
また、労働環境の厳しさや悲劇ばかりだったとの誤解も多いですが、

  •  人手不足が故に女工さん探しの工場担当者が出向いた訳で人身売買ではない
  •  日本の一大産地としての輸出量を確保する故に仕事量が多かった
  •  飛騨の場合は農業以外の産業に乏しく冬場の現金収入が少なかった
  •  製糸工場で収入が貴重だった
  •  片倉製糸工場では女工さん達へ教育(礼儀作法など)を施し”嫁にするなら片倉の娘”と言われた
  •  勤続年数の長い女工さんへは表彰状と賞品が贈られた
  •  女工さん達が写真館で撮影した写真や故郷からの恋文などから青春を謳歌していた様子
  •  長寿(80・90歳以上、最高齢は105歳)だった方も多くいらっしゃった

などなど、貴重な写真や資料(恋文も)と共にお話を伺いました。
私たちの生活に近い歴史・文化から、色々に学ぶことが出来ます。大変感慨深い内容でした。

img_7874-1.jpg復路・下りは、来た路を戻ります。正午過ぎの一番暑い時間帯でしたが林の中は快適、ぐんぐん進みました。
(下り:約45分。)

大変歩きやすい遊歩道でした。皆さんもぜひ歩いてみて下さい。
機会があれば、岐阜県側の「旧野麦街道」も歩いてみたいものです。
  参考:高根村観光開発公社

※松本市街地から奈川渡ダムに向かうトンネルは、トンネル内で左右(Y字)に分岐します。右へ進めば上高地・乗鞍方面、左へ進めば奈川・野麦峠・木曽方面です。珍しいトンネルも体験して下さいね。

遊歩道マップ 今回の散策に使った遊歩道マップです。
 お問い合わせは、松本市観光情報センターへ
  TEL 0263-39-7176
  松本市大手3-8-13
  松本市役所大手事務所1階

遊歩道のバックナンバー
白骨温泉遊歩道
沢渡遊歩道
アルプス公園遊歩道
芥子坊主遊歩道
美ヶ原温泉遊歩道
山城散策! 1 東城山遊歩道
山城散策! 2 東城山遊歩道


市民記者 横山・anne藤沢・藤澤M2・さいとう・丸山・uchigashima

2009年サイトウ・キネン・フェスティバル松本「運営ボランティア新規募集」

2009年7月1日 投稿者: fukuzawa[ コメントはこちらから: »

dscn6758 松本の夏といえば!!サイトウキネンフェスティバル(SKF)。今年の開幕まで45日ほどとなりました。
 
 ボランティアあってのSKFと言っても過言ではないほど、運営の重要な役割を担っています。

 今年も、SKF松本ボランティア協会では、フェスティバルを支えるボランティアを募集します。詳細は以下の通りです。

 松本の思い出をつくりたい学生さん(高校生以下不可)、一つのイベントを作り上げ、成功させる喜びを共有する仲間を増やしたい若者
 積極的なご応募をお待ちしております!

◆対 象

18歳以上の方(高校生は除く)

◆参加期間

8月18日(火)~9月9日(水)
※8月9日(日)に行う事前研修会に参加でき、期間中3回以上参加可能な方

◆内 容

コンサートの運営に関わる様々なこと
(グッズ販売・ドア係・チケットのもぎり・楽屋接待他)

◆服 装

男性はスーツ、女性は白のブラウスに黒のスカート(共に黒の 靴)

◆申込み方法

●実行委員会事務局(0263-39-0001)へ電話
住所・氏名・年齢・連絡先をお伝え下さい。

●ホームページ( http://www.skf-volunteer.jp/join.htm )[別画面表示]
登録フォームへご入力下さい。

◆募集期間

6月26日(金)~7月6日(月)厳守(電話は9:00-17:00)

◆注意事項

チケットをお持ちの場合、ボランティアとして参加された場合はコンサート等を一切聞く事は出来ません。

◆問い合わせ

SKF松本実行委員会内事務局(電話0263-39-0001)

【文章:市民記者/福澤 写真:市民記者/西森】

信州松本2009 おらが酒呑み歩き

2009年4月11日 投稿者: sayaka[ コメントはこちらから:5 通 »

行ってまいりました「信州松本2009 おらが酒呑み歩き
松本酒造協会加盟の13社のお酒を飲めると言うことで、先日お得な前売り券を忘れずに購入してありましたので、ぽかぽか陽気の中出掛けて参りました。
信州松本2009 おらが酒呑み歩き
パルコ前の花時計公園で、開会式と鏡開きの様子を取材いたしましたが
鏡開きしたとたん、皆さんお猪口を持って樽の周りにあっという間に集合。
信州松本2009 おらが酒呑み歩き
このお酒は13社の美味しいお酒をブレンドしたもので「松本の酒」と言う名前がついていました。

まずはこのお酒を始めに、そのあとは皆さんお好みの酒蔵や、いつもは飲む機会の少ない酒蔵のお酒を試してみるなど、それぞれに楽しんでいました。

信州松本2009 おらが酒呑み歩き信州松本2009 おらが酒呑み歩き
無料でいただけた豚汁の振る舞いには行列が出来
ひとつ600円の山賊焼きのブースは、開催時間途中に売切れてしまうほどの人気です。
信州松本2009 おらが酒呑み歩き
途中太鼓の演奏があったり、とても盛大に盛り上がっていました。

信州松本2009 おらが酒呑み歩き信州松本2009 おらが酒呑み歩き
蔵シック館の会場は井戸がありますので、水を飲んで酔いを調整しながら呑んでいる方も多くいました。
記者も飲み過ぎないように、途中井戸で給水したり、松本城まで花見に出かけたり
このあたたかな春の陽気と美味しいお酒を存分に楽しみました。

是非来年もまた開催して欲しいものです。

番外編:本日みつけた一番カッコイイ飲み歩きファッションの彼(白馬在住)
信州松本2009 おらが酒呑み歩き
登山グッズの水を飲む道具を装備していました。
飲みすぎないためには時々給水するのは必須です。

【市民記者:サヤカ】

春待ち遠しい松本の市街地

2009年4月1日 投稿者: yamamoto[ コメントはこちらから: »

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少し重たい空の今日の松本市昼下がり 
松本城北外掘りの桜は、ほころぶ直前の桜のツボミ

遅いひな祭り柳沢1

松本市博物館では、「月遅れのひな祭り」  
2階の特別展では、柳沢健の世界が開催されていましたので、私も見て来ました。
涙は出ませんでしたが、とても心温まる絵に楽しい気分になりました。

灯篭柳沢2

大名町を南に歩いていくと、歩道には手描きの灯篭がいくつか設置されていました。
桜の咲く時期に併せて、点灯されるのでしょうか。
空き店舗を利用したギャラリーでは、先ほど見てきた「柳沢健さん」の絵が飾られていました。

柳沢3灯篭かえる

昭和56年のナワテ通りの絵は、とても素敵です。かえるの灯篭も発見!

       ヒヤシンス

地元のタブロイド紙で今年も掲載された、
元町2丁目 北元町バス停に咲く「ど根性ヒヤシンス」です。
アスファルトから、今年も根性で綺麗な花を咲かせていました。

                【市民記者 山本】